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豪州策定の国際文書「最新の防御可能なアーキテクチャのための基礎」に日本も共同署名
2025年10月24日 06:00
国会サイバー統括室(NCO)と警察庁は10月23日、豪州通信情報局(ASD)豪州サイバーセキュリティセンター(ACSC)が策定した国際文書「最新の防御可能なアーキテクチャのための基礎」(Foundations for Modern defensible architecture)の共同署名に加わったことを発表した。
同文書は、豪州の持つインシデント対応やセキュリティテスト実施の経験などを踏まえ、組織がサイバー脅威に対応したシステムの構築、維持、更新、強化のために役に立つアプローチを提供するもの。「最新の防御可能なアーキテクチャのための基礎」「上級意思決定者向けの最新の防御可能なアーキテクチャ」「最新の防御可能なアーキテクチャへの投資」の3つのガイダンスから構成されている。
同文書の内容が日本のサイバーセキュリティ環境の向上にも資することから、共同署名に加わったとしている。豪州と日本のほか、ドイツ、カナダ、ニュージーランド、韓国、チェコの全7カ国が、共同署名に加わっている。
