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サイバーセキュリティ月間2026、キックオフイベントに鈴木福さんとミャクミャクが参加
「一人一人が基本的な対策をすることで、脅威の多くを防げる」
2026年2月3日 06:45
2月1日~3月18日は「サイバーセキュリティ月間」として、内閣官房国家サイバー統括室(NCO)を中心に、産学官民が連携して、サイバーセキュリティに関する取り組みが集中的に行われる。そのキックオフイベントが2月2日に原宿のWITH HARAJUKU HALLで開催され、俳優の鈴木福さんと、大阪・関西万博のキャラクターでもあるミャクミャクが参加した。
イベントではまず、NCOの木村公彦統括官が登壇。ランサムウェアやフィッシング詐欺、不正送金の被害拡大が続いている中、2025年に行った「能動的サイバー防御」を可能にするサイバー対処能力強化法・整備法の成立(5月)、政府のサイバーセキュリティ体制強化(7月)、新たなサイバーセキュリティ戦略作成(12月)といった政府の取り組みを紹介した。
「一人一人が基本的な対策をすることで、脅威の多くを防げる」と、「サイバーセキュリティ対策9か条」を紹介した木村統括官は、続けて、このイベントを機会に興味を持って、コンテンツを見てほしいと、NCOが公開している「みんなで使おう サイバーセキュリティ・ポータルサイト」を紹介した。
サイバーセキュリティ月間の期間は、「月間」といいながら約1カ月半ある。「この3月18日というのは、『サイバー』に掛けています」と木村統括官が説明したときには、会場の観覧者から大きな笑いが起こった。
続いて、高市早苗内閣総理大臣からのビデオメッセージが紹介された。政府の取り組みのほか、「不審なメールは開かない」「パスワードだけでなく多要素認証を活用」と具体的な注意事項にも言及したのち、「安全なサイバー空間を守るために全員参加で取り組んでまいりましょう」とメッセージは締めくくられた。
サイバーセキュリティ月間2026のポスターや動画にも出演している鈴木福さんが、続いて登壇。「サイバーセキュリティというと、小中学生の頃から学んできたことですが、普段から気を付けていないと見落としてしまいそうだと思います。そういうことをお伝えできれば」と、普及啓発協力を務めるにあたっての気持ちを語った。
観覧者から募集していた質問コーナーでは、「SNS上の使い方に対して気をつけていることは?」との質問があった。これには「SNSでDMを受け取る機会が多いですが、ありがたいコメントに混じって、たまに詐欺のような怪しいリンクが付いたものがあります。そうしたものは、しっかり無視するようにしています」と回答した。
さらに、「サイバーセキュリティに関してヒヤリとした経験はありますか」との質問には、「悪意のあるメールのリンクにも気をつけていますが、大手SNSの広告から誘導されるサイトには、大手だからという安心感もあって実際にアクセスしてしまい、アクセスした先のウェブページの文字などが変なことに気づいて、あわてて戻ったことがあります」と、自身の経験を紹介した。
その後、ミャクミャクも登壇し、サイバーセキュリティに関するクイズコーナーに。鈴木福さんは3問全部に正解し「勉強の成果が出せてよかったです」と安堵していたが、会場に答えを聞いた中では、正解に確信を持てない観覧者が多く、どよめきが起こる場面もあった。
最後、「サイバーセキュリティは身近なもの。今日はクイズでも勉強させていただきましたが、こういうところに目を向けて、サイバーセキュリティ月間内だけに限らず、習慣化して気を付けていただければ」と鈴木福さんはコメントし、イベントを締めくくった。