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KDDI、6Gに向けた屋外実証実験。7GHz帯で世界最高水準となる下り3.6Gbps達成
2026年9月3日 06:30
KDDIとKDDI総合研究所は9月2日、サムスン電子DX部門先行研究組織であるSamsung Researchの協力のもと、6G向けの周波数として検討されている7GHz帯を使用した屋外実証実験を実施したと発表した。
同実証は2026年8月18日~8月20日に、Samsung Electronics R&Dキャンパス敷地内(韓国・ソウル)において、7GHz帯で100MHzの帯域幅を使用し、「Extreme Massive MIMO技術」(多数のアンテナ素子の送信方向を緻密に制御することで、電波の信号品質の向上と特定の方向へ電波を集中させることを可能にする技術)を採用した基地局を屋外に設置して実施された。
同技術で電波の信号品質が向上したことにより、従来の5Gで広く用いられている256QAMに比べ、より多くの情報を送信できる1024QAM変調方式の適用が可能になった。その結果、8レイヤーを用いた同一環境での比較において、256QAMでの通信速度3.0Gbpsに対し、1024QAMでは3.6Gbpsを達成した。これは、100MHz幅のダウンリンク通信において世界最高水準の速度だという。
また、特定の方向へ電波を集中させることにより、一般的に電波が届きにくいとされる7GHz帯においても、本実証の測定エリアの同一地点に設置したSub6基地局と同等の通信エリアが確保可能なことを確認できたという。
両社は同実証の成果について、将来的にAI時代の爆発的な通信需要を支える技術として活用が期待されるとするとともに、さらなる高速大容量通信を実現する無線技術の研究開発に取り組むとしている。

