Mozillaと知床財団が共同キャンペーン「Discover Shiretoko」
Discover Shiretoko |
Mozilla Japanと知床財団は23日、共同で「Discover Shiretoko」キャンペーンを開始した。次期Webブラウザ「Firefox 3.5」の開発コードネームが「Shiretoko(知床)」であることがきっかけとなったもので、特設サイトではMozillaプロジェクトと知床財団の双方の理念や取り組みを紹介している。
Mozilla Japan代表理事の瀧田佐登子氏は、「知床の自然保護活動が熱い思いを持った人々に支えられていること、未来を見据えた保護管理活動などが展開されていることを学び、様々な点において、多くのコミュニティによって活動を支えられているMozillaプロジェクトと非常に近しいものを感じた」と説明。
特設サイトでは、「Shiretokoを知る」「人類の共有資産」「ボランティアの力」「未来への夢」という4つのテーマに沿って、知床財団とMozillaプロジェクトのそれぞれの取り組みや理念が紹介されており、日本語のほか英語版のページも用意されている。
サイトの開設に合わせて、ユーザーのブログなどに貼り付けられるキャンペーンバナーの配布と、キャンペーンの広がりを可視化する「interFORest」を実施する。バナーには1本の木が表示され、閲覧者がクリックしてDiscover Shiretokoサイトを訪問すると木が生長していく。また、interFORestのサイトでは、知床半島をモチーフにした地図の上に、各ユーザーが設置したバナーが樹として増えていくことで、キャンペーンの広がりを見ることができる。サイトは実際の知床の天気や時間帯に応じて、空や背景も変化する。
バナーには3種類のサイズがあり、Firefoxのマスコットキャラクター「フォクすけ」が表示されるバージョンが選べる。また、キャンペーンバナーには、HTML 5に追加される予定の「Canvas」が用いられており、Internet ExplorerなどのCanvas非対応ブラウザの場合には「Firefoxで見てね!」と書かれた画像が表示される。
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(三柳 英樹)
2009/6/23 17:11
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