インプレスR&D、「レンタルサーバー調査報告書2010」を発売
インプレスR&Dは、「レンタルサーバー調査報告書2010」を10日に発売する。価格はCD-ROM版が16万8000円、CD-ROM+冊子版が17万8500円。
「レンタルサーバー調査報告書2010」は、国内269のレンタルサーバー事業者(1823サービス)と、個人および会社でレンタルサーバーを利用している1104人に対して行った調査の結果をまとめたもの。
レンタルサーバー事業者に専用サーバーの容量を尋ねた調査では、100GB未満が前年の33.4%から16.6%と大きく減少。これに対して200GB以上は、2006年の11.2%から2007年には22.8%と倍増、さらに2009年には46.5%と約半数を占めた。
専用サーバーの月額費用は、選択肢のうち最も高価格帯の10万5000円以上が前年の17.5%から4.7ポイント減少して12.8%、10万5000円未満も前年の32.9%から2.5ポイント減少して30.4%。一方、5万2500円未満は前年の21.2%から6.4ポイント増加して27.6%だった。
月額費用の推移についてインプレスR&Dでは、「容量の単価が低価格していることを示しており、利用者にとってはサービスのコストパフォーマンスが向上していることになる」と分析している。
専用サーバーHDD容量 |
専用サーバー月額料金 |
また、利用者への調査では、企業のクラウドサービスへのニーズが伺えたと指摘。従業員数が多い企業ほど、「すでにクラウドを利用している」「利用を検討している」という回答が多かったとしている。
事業規模別のクラウドコンピューティングの利用有無 |
関連情報
(増田 覚)
2009/11/9 17:40
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