音楽購入はCDが56.2%、ダウンロードが11.1%。アイシェア調査


音楽の購入方法について

 アイシェアは28日、音楽の購入方法や好きなジャンルなどに関する調査の結果を公表した。調査は1月7日から13日まで、同社の無料メール転送サービス会員を対象に実施し、20代~40代の585人から回答を得た。

 音楽の購入方法に関する質問では、「必ずCDで購入する」が21.5%、「CDで購入することが多い」が34.7%で、全体の56.2%がCDで購入するケースが多い結果になった。一方、「ダウンロードで購入する」は0.9%、「ダウンロードで購入することが多い」は10.3%で、合計は11.1%。また、「CD・ダウンロードどちらも同じくらい購入する」は6.5%、「まったく購入しない」は26.2%だった。

 性別で見ると、「CDが多い」人は男性が51.1%、女性が62.9%で、女性が11.8ポイント高い。また、年代別では20代が51.5%、30代が57.6%、40代が59.5%で、年代が上がるにつれて「CDが多い」と回答する割合が高い。逆に「ダウンロードが多い」割合は、20代が12.6%、30代が10.5%、40代が10.2%で、下の年代でダウンロード利用が多い点が伺える。

 また、音楽演奏経験の有無でみると経験のある人(178人)が「音楽を購入することがある」と回答した割合は84.8%と、「ない」人より15.8ポイント高い。ミュージシャンを目指した経験のある人(36人)については、91.7%が「音楽を購入することがある」と回答した。

 このほか、最もよく聞く音楽のジャンルに関する質問では、「J-POP(邦楽)」が46.2%と1位。以降は、「ロック/ポップ(洋楽)」が14.7%、「アニメソング」「クラシック」が各9.7%が続く。


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(村松 健至)

2010/1/28 20:20