消費者庁がiTunes株式会社に質問状、相次ぐ不当請求で


 消費者庁は17日、「iTunes Store」の利用者が身に覚えのない代金を請求されるトラブルが相次いだことを受け、iTunes株式会社に対して被害状況や今後の対応などを照会する文書を送付した。

 文書では、不当請求の発生時期や件数、請求金額、原因究明の方針を確認するとともに、利用者のID・パスワードやクレジットカード情報を保護するための取り組みについて尋ねている。

 また、不当請求を報告した利用者に対して、相談窓口の紹介や何らかのサポートが行われているか、当該IDの使用停止などの措置は迅速に講じられているか、利用料金の請求を中止する措置が講じられる余地はあるか、という点も確認している。

 このほか、iTunes Storeにメールで質問が寄せられた場合、回答までにどの程度の時間がかかっているのか、また、メールのほかに電話による質問受付窓口を設ける予定がないかについても確認している。


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(増田 覚)

2010/2/18 12:46