40代のSNS利用者に「GREE」が人気、10代と並ぶ登録率


 ネットエイジアは24日、SNSの利用実態調査の結果を発表した。40代のSNS登録者のうち6割を超える人が「GREE」に登録しており、10代の登録率に匹敵する人気を集めていることがわかった。

 調査は4月23日から27日まで、SNSに登録している15歳から49歳までの携帯電話利用者1100人を対象に、携帯電話によるインターネット調査で実施した。

 それによると、SNS大手5サイトへの会員登録状況は、「mixi」が65.2%、「GREE」が57.1%、「モバゲータウン」が52.5%、「MySpace」が3.8%、「Facebook」が3.6%だった。

 年代別でみると、「mixi」は20代で84.8%、30代で71.4%と高い支持を得ていた。一方、「GREE」は40代で62.8%に上り、10代(15~19歳)の62.4%をわずかに上回った。「モバゲータウン」はやはり10代(15~19歳)の登録率が69.3%で突出していた。


「mixi」の会員登録状況(ネットエイジア調べ)

「GREE」の会員登録状況(ネットエイジア調べ)

「モバゲータウン」の会員登録状況(ネットエイジア調べ)

 なお、「知ってはいるが会員登録はしていない」を合わせた各SNSの認知率は、日本発のSNSである「GREE」が98.4%、「モバゲータウン」が97.8%、「mixi」が97.6%だったのに対して、「MySpace」は31.1%、「Facebook」は24.4%と大きな開きがあった。

 このほか、SNSに「実名で登録している」とした人が全体の25.2%いた。また、「正確なプロフィールで登録している」とした人は全体の58.7%で、特に40代男性では70.6%と多かった。


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(永沢 茂)

2010/5/25 17:31