「Opera 10.60」ベータ版公開、さらに高速に、WebMへの対応も


 ノルウェーのOpera Softwareは16日、PC用Webブラウザーの新バージョン「Opera 10.60」ベータ版を公開した。Windows版、Mac OS X版、Linux版などがあり、同社サイトからダウンロードできる。

 さらなるパフォーマンス向上が図られ、同社が「地球上で最速のブラウザー」と称したバージョン10.50と比較して、JavaScriptのテストで50%以上高速化したという。


「Opera 10.60」ベータ版

 機能面では、位置情報への対応や、Googleが公開したフリーの動画フォーマット「WebM」への対応がなされたほか、WebアプリケーションのリソースをローカルにキャッシュするAppcache、JavaScriptをバックグラウンドで処理するWeb Workersなど、HTML5への対応も強化した。

 なお、現時点ではベータ版のため、いずれのOS版も完全に日本語化されておらず、また、Linux版では日本語入力もサポートされていないとしてる。


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(永沢 茂)

2010/6/17 06:00