Twitter、APIのBASIC認証対応終了を8月末に延期、W杯の影響で


 Twitterは18日、6月30日に予定していたTwitter APIのBASIC認証への対応終了を、8月31日に延期すると発表した。

 TwitterではAPI利用者に対して、直接ユーザー名とパスワードを用いるBASIC認証から、トークンと呼ばれるユーザーごとに割り当てられる情報を用いるOAuthへの移行を推奨しており、6月30日にBASIC認証は対応を終了する予定としていた。

 Twitterでは、ワールドカップの影響でTwitterが不安定な状態が続いていることから、OAuthへの移行に向けた開発とテストが難しい状況になると予想されるため、BASIC認証停止の期限を延期することにしたと説明している。

 移行にあたっては、8月16日からAPIを呼ぶ回数制限を毎日減らし、8月31日からはBASIC認証のAPI呼び出しに対してはすべて403エラーを返す。


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(三柳 英樹)

2010/6/18 18:42