「auひかり」がIPv6接続サービス開始、「@nifty」などが対応発表


 KDDI株式会社は18日、FTTHサービス「auひかり」において、IPv6アドレスの割り当てを開始した。

 auひかりでは、従来のIPv4アドレスでの接続に加え、IPv6アドレスでの接続も可能とするIPv4/IPv6デュアルスタック方式によるインターネット接続サービスを提供する。auひかりの料金に変更は無く、auひかりで提供している宅内機器(ホームゲートウェイ)のソフトウェアも順次自動でバージョンアップされる。

 KDDIでは、一戸建て向けの「auひかりホーム」の関東エリアと、小規模集合住宅向けの「auひかりマンション ミニ」から順次IPv6対応を開始。「auひかりホーム」の関東以外のエリアと、大規模集合住宅向けの「auひかりマンション」については、2012年1月以降の提供予定としている。

 KDDIによれば、auひかり対応プロバイダー各社の接続サービスもIPv6に対応する見通しで、18日にはKDDIの「au one net」と、ニフティ株式会社の「@nifty」がIPv6への対応を発表。また、@niftyでは、NTT東西が提供する「フレッツ 光ネクスト」についても、NTT東西がIPv6接続サービスを開始した時点で、同様にIPv6接続サービスを提供する予定としている。


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(三柳 英樹)

2011/4/18 15:01