Panda Security、2012年版の個人向けセキュリティソフトを発売


日本ではダウンロード販売のみの予定

 Panda Securityの日本法人であるPS Japan株式会社は2日、ウイルス対策機能などを備える個人向けセキュリティソフトの2012年版シリーズを発売した。「Panda Global Protection 2012」「Panda Antivirus Pro 2012」「Panda Internet Security 2012」「Panda Internet Security 2012 for Netbooks」という4製品があり、日本ではダウンロード販売のみの予定。無料の30日間試用版も用意している。

 Panda Global Protection 2012はシリーズ中で最も多機能な上位版で、ソーシャルサービスなどにおけるユーザーのセキュリティとプライバシーを守る「Panda Safe Browser」を搭載しているのが特徴だという。このほか、ファイル・フォルダの暗号化、Wi-Fi環境でも侵入者をブロックするパーソナルファイアウォール、Panda USBワクチン、バックアップ・システム復旧、PCパフォーマンスのチューニング、ペアレンタルコントロール、スパムプロテクションなどの機能を備える。

 ウイルスなどの脅威の検知は、クラウドベースの「コレクティブインテリジェンス」技術により、数百万のPandaユーザーから収集する情報を活用。同社の研究機関であるPandaLabsでは日々、約9万8000件の分析対象ファイルを受け取っており、そのうち約7万3000件が新種マルウェアだという。また、99.4%の場合において、コレクティブインテリジェンスが分析・分類・解決していると説明している。

 Panda Global Protection 2012の対応OSは、Windows 7/Vista/XP。ライセンス価格は、1ユーザー・1年間で7199円、1ユーザー・2年間で1万2299円、3ユーザー・1年間で9199円など。

 このほかの製品のライセンス価格は、Panda Antivirus Pro 2012が1ユーザー・1年間4099円など、Panda Internet Security 2012が1ユーザー・1年間6099円など、Panda Internet Security 2012 for Netbooksが1ユーザー・1年間5099円。


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(永沢 茂)

2011/6/3 12:33