NTT西日本が掲げる「家デジ」構想とは? 少女劇団が演じる実写ドラマで説明


 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は16日、同社「家デジ」サイトのスペシャルコンテンツとして、「家デジ・少女劇団」を公開した。

 「家デジ」とは、「家まるごとデジタル化」の略。NTT西日本が提供する光ブロードバンドサービスを核として、家中のデジタル機器をはじめ、離れて暮らす家族同士などもネットワークで接続することで、簡単にデータを共有したり、豊かなコミュニケーションを行えるようにする構想だ。

 NTT西日本ではすでに3月、「家デジ」のコンセプトを紹介するサイトを開設。エンターテインメントやコミュニケーション、セキュリティ、ヘルスケアといった分野でどのようなことが実現するのか、高校生の長女とその兄、父、母、祖父、祖母の6人家族が登場する201X年の物語として、実写ドラマ形式のコンセプトムービーを公開している。

家デジ・少女劇団

 新たに公開した家デジ・少女劇団のコンテンツは、これらのコンセプトムービーに出演する6人をすべて10代の少女のみで演じたもの。ただし、声は各役の年齢・性別の声優が吹き替えているため、顔は少女なのに声は男性やお年寄りなどになっているというギャップがおもしろいという。なお、動画は音声切り替えが可能で、少女のオリジナルの音声でも楽しめる。NTT西日本では、家デジ構想をより多くの人に知ってもらうため、スペシャルコンテンツを制作したとしている。


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(永沢 茂)

2011/6/17 06:00