ブラウザー経由の脅威を防ぐ無償プラグイン「G Dataクラウドセキュリティ」


 G Data Software株式会社は7日、ウェブ経由の攻撃を防御するためのブラウザー用プラグイン「G Dataクラウドセキュリティ」を無償公開した。同社サイトよりダウンロードできる。対応OSはWindows 7/Vista/XP、対応ブラウザーはInternet Explorer 6以上とFirefox 3.0.X~3.6.X(4.0以降対応版は準備中)。

 フィッシング詐欺やウイルス感染サイトなどをブロックする機能を搭載する。G Data Softwareによると、多くの無料ウイルス対策ソフトはこうしたウェブからの脅威に対する保護機能がないと説明。G Dataクラウドセキュリティは、そうした無料ウイルス対策ソフトの機能を補完するもので、他社セキュリティソフトとの併存も可能だという。

 インストール後は設定やアップデート不要で使用でき、クラウド技術を活用することで、インストール後にPCの動作が重くなることもないとしている。

 このほかG Data Softwareでは同日、セキュリティ対策ソフトの最新版となる「G Data 2012」シリーズを発売した。

 なお、G Data Softwareの既存セキュリティ対策ソフトには、すでにクラウドセキュリティの機能が搭載されているという。


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(永沢 茂)

2011/7/7 19:37