東京電力、計画停電専用のTwitterアカウント、25のグループごとに、25個開設


 東京電力株式会社は10日、計画停電の情報に特化したTwitter公式アカウントを開設した。同社では現在、計画停電は原則実施しない方針だが、やむを得ず実施する場合などにこのアカウントでツイートする。

 東京電力の計画停電エリアは、「第1-A」から「第5-E」までの25グループに分かれており、計画停電専用のTwitterアカウントも各グループにそれぞれ対応する25アカウントが用意された。アカウントは「keikakuteiden」の後にグループ名を加えた形式で、例えば第1-Aグループなら「@keikakuteiden1a」、第5-Eグループなら「@keikakuteiden5e」となる。自宅や勤務先の属するグループのカウントをフォローすることで、そのグループの計画停電情報を確認できる。

計画停電Twitterアカウントの案内ページにある一覧

 東京電力ではすでに公式アカウント「@OfficialTEPCO」を運用しているが、計画停電の専用アカウントを別に設けたことで、他の情報に埋もれることなく、対象地域内の顧客に迅速に情報を届けられるとしている。

 なお、計画停電専用のTwitterアカウントは、株式会社デジタルガレージの協力で運用を開始したものだという。同社子会社の株式会社CGMマーケティングが開発・販売するTwitterアカウント運用支援ツール「Tweetmanager」を改良し、複数アカウントからの一括配信機能を追加することで実現したとしている。


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(永沢 茂)

2011/8/11 06:00