Google Chromeが多数の脆弱性修正、Flashのアップデートも
米Googleは4日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の安定版をバージョン「17.0.963.65」にアップデートしたと発表した。バグ修正や多数の脆弱性修正が行われてる。Windows版、Mac版、Linux版、Internet Explorer用プラグインの「Chrome Frame」がある。
このバージョンでは、カーソルや背景がロードされない場合があるバグや、プラグインがロードされないウェブサイトがあるバグなど、4つのバグを修正している。また、Google Chromeに統合されているAdobe Flash Playerもアップデートしているという。詳しい情報はAdobe Systemsから公表されるとしている。
多数の脆弱性の修正も行われている。危険度が4段階で上から2番目に高い“High”とレーティングされたもの14件が修正されており、報告者にそれぞれ500~3000ドルの報償金が贈られる。
さらに3件の脆弱性についてそれぞれ“Rockstar”“Legend”“Superhero”という特別なレーティングが付けられ、報告者に各1万ドルの報償金が設定された。これらの脆弱性の報告者3人の過去数カ月における著しい功績を踏まえて決定したという。
関連情報
(永沢 茂)
2012/3/5 16:46
-ページの先頭へ-