GMOドメインレジストリ、名古屋の新gTLD「.nagoya」も


 GMOドメインレジストリ株式会社は22日、「名古屋」を表す新gTLD「.nagoya」の管理・運営事業者(レジストリ)として、愛知県名古屋市から支持を得たと発表した。同社ではICANNに対して「.nagoya」の申請手続きを進める。ICANNによる審査の後、最短の場合で2013年1月から「.nagoya」の運用が開始される見込み。

 GMOドメインレジストリでは、東京の「.tokyo」、大阪の「.osaka」、横浜の「.yokohama」をICANNへ申請することをすでに発表している。また、沖縄の「.okinawa」および「.ryukyu」の申請・運用業務を受託することも発表済み。

 新gTLDとは、従来は「.com」「.net」など22種類に限られていたgTLD(generic Top Level Domain:分野別トップレベルドメイン)に、社名や地名などを広く使えるようにするもの。「.nagoya」のような地理的名称の新gTLDを申請するにあたっては、該当する地域の自治体からの支持が必要となる。名古屋市では、「.nagoya」の申請事業者への支持文書交付の申し込みを3月8日から3月15日まで受け付けていた。


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(永沢 茂)

2012/3/23 17:24