ネットショッピング最安値を探してリンク先を販売できる「リンクバイヤー」


 株式会社ブルーノートは13日、ユーザーに代わってネットショッピングの最安値ショップを探し、そのリンク先を販売できるサービス「リンクバイヤー」を開始した。利用するにはFacebookアカウントでのログインが必要。

 リンクバイヤーではまず、ユーザーが購入予定の商品の名称、URL、価格を登録して「リンク募集」を行う。これに対して、Facebook上の友達やリンクバイヤーの別のユーザーが、代わりにもっと安く購入できるネットショップを探し、そのリンクを販売できるというもの。

リンク募集画面(リンク紹介フォーム表示状態)

 紹介したリンクは、ユーザーが「リンク代金」を支払うまでURLが伏せられる。リンク代金は、「リンク募集時に登録した販売価格」から「紹介されたリンク先の販売価格」を引いた金額の20%となる。リンク紹介者は「リンク代金」の半分をポイントとして受け取る。ポイントは、1ポイント1円換算でAmazonギフト券と交換できる。

 例えば、1万円で購入する予定だった商品に対して、リンク紹介者が5000円で買えるネットショップを見つけた場合、「リンク代金」は1万円から5000円を引いた金額の20%となる1000円。購入者は当初の予定より4000円安く商品を購入できることになり、リンク紹介者には1000円の半分である500円分のポイントが付与される。

 なお、購入したリンクの内容について、「商品が違った」「品切れだった」「実際は高かった」など希望したものと異なる場合は、購入後24時間以内であれば返金可能。

紹介リンク購入画面

 ブルーノートは今後、ソーシャル上の人の力を用いることで、検索エンジンや価格比較サイトに掲載されていないリアルタイムな価格情報プラットフォームを目指すとしている。


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(増田 覚)

2012/4/13 13:46