Mac版「Safari 6」公開、多数の脆弱性を修正
アップルは25日、ウェブブラウザー「Safari」の最新版となるSafari 6を公開した。Safari 6は新OSの「OS X Mountain Lion」に含まれ、旧OSの「OS X Lion」にはソフトウェアアップデートで提供される。
Safari 6では、アドレスバーと検索ボックスが「スマート検索フィールド」として統合され、Mountain Lion環境ではタブをスワイプ操作で切り替えられる「タブビュー」や、開いていたページを他のMacと同期できる「iCloudタブ」などの機能を追加。iCloudタブ機能は、今秋リリース予定のiOS 6によりiPhoneやiPadとも同期が可能になる予定。
スマート検索フィールド | タブビュー |
プライバシー保護機能として「Do Not Track」に対応。セキュリティ面では、クロスサイトスクリプティング攻撃を受ける可能性のある脆弱性や、WebKitに存在するメモリ破損の脆弱性など、計17項目の脆弱性を修正している。現時点でSafari 6はMac版のみとなっており、Windows版は提供されていない。
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(三柳 英樹)
2012/7/26 15:49
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