So-net、「フレッツ 光ネクスト」の新1Gbpsサービス「隼」に対応


 ソネットエンタテインメント株式会社(So-net)は27日、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が新たに提供する最大通信速度が概ね1GbpsのFTTHサービス「フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」に対応すると発表した。「So-net光 with フレッツ S」コースにおいて、9月18日から事前受け付けを開始し、10月1日より提供を開始する。

 月額料金は、戸建て向け(ファミリータイプ)の場合、So-netのISP月額基本料金が1260円、NTT西日本のフレッツの月額料金が5218.5円で、合計6478.5円。集合住宅向け(マンションタイプ)の場合は、ISP月額基本料金が945円、フレッツの月額料金が3087円からで、合計4032円から。

 なお、上記フレッツの月額料金はいずれも、2年間の継続利用が条件の「フレッツ・あっと割引」適用時の割引料金。回線終端装置などの利用料も含まれる。このほか初期費用として、NTT契約料840円、NTT工事費2万5200円(体表的な工事の場合)が必要。

 スーパーハイスピードタイプ 隼は、NTT西日本が従来より提供していた「エクスプレスタイプ」に代わって10月1日より提供されるサービス。最大通信速度が概ね1Gbpsというスペックはそのままで値下げされるため、同日以降、最大200Mbpsの「フレッツ 光ネクスト ハイスピードタイプ」などと月額料金が同じになる。

 So-net光 with フレッツ Sは従来よりハイスピードタイプなどに対応していたが、今回、より高速な1Gbpsのサービスにも対応するかたちだ。So-netのISP月額基本料金がファミリータイプで1260円、マンションタイプで945円という料金体系は、フレッツの回線速度などにかかわらずSo-net光 with フレッツ Sですべて共通。そのため、ファミリータイプであれば、フレッツのプランが1Gbpsでも200Mbpsでも100Mbpsでも、月額料金の合計は同額になる。So-netでは今後、ファミリータイプについては隼をお勧めしていくという。

 一方、マンションタイプでは導入できるプランが建物内の配線方式に左右される。隼は光配線方式のみの対応のため、マンションが光配線方式の場合は同額で1Gbps/200Mbps/100Mbpsが利用できるが、VDSL方式やLAN方式では1Gbpsの隼や200Mbpsのハイスピードタイプには対応していない。


関連情報


(永沢 茂)

2012/8/28 14:50