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「.email」「.coffee」「.ninja」など、年末年始の間にも新gTLD続々追加

 この年末年始の間にも、新gTLDが続々とルートゾーンに追加されている。ドメイン名・IPアドレスの割り当て管理を行うICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は、2013年12月28日と2014年1月2日・3日付で計28種類の新gTLDを委任した。

 今回追加されたものは、例えば「.solutions」「.holiday」「.coffee」「.ninja」「.codes」「.international」「.ceo」「.email」「.kiwi」などがある。また、こうしたASCII文字列の新gTLDだけでなく、「オンライン」「グループ」「アイ・ラブ・ユー」「中国のネットワーク」の意味の中国語文字列によるIDN(Internationalized Domain Name:国際化ドメイン名)もある。

 新gTLDの委任は2013年10月23日より始まっており、今回の28種類と合わせて、合計82種類が委任された。新しく追加されたgTLDでは、一般からの登録申し込みの受付に先だって、商標権者などを対象とした優先登録期間(サンライズ期間)が設けられる。すでに優先登録の受付が開始されている新gTLDもあり、ICANNのサイトや、 新gTLDにおける商標保護データベースである「Trademark Clearinghouse:TMCH」のサイトで一覧を確認できる。

 新gTLDは約1400種類が追加される見込みだという。これまで「.com」「.net」「.org」など22種類だったgTLD(generic Top Level Domain:分野別トップレベルドメイン)が大きく拡大される。

ICANNのウェブサイトで公開している優先登録期間の一覧

(永沢 茂)