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スマートニュースが36億円調達、英Atomicoやグリー、ミクシィなどが出資
(2014/8/8 17:08)
ニュースアプリ「SmartNews」を提供するスマートニュース株式会社は8日、総額約36億円の資金調達を実施したと発表した。
リードインベスターは、Skype共同創業者のニクラス・ゼンストローム氏が設立したベンチャーキャピタルの英Atomicoと、グリー株式会社。このほか、エンジェル投資家のウィリアム・ローズ氏(米Ziff-Davis Publishingの元President)、株式会社ミクシィ、川田尚吾氏(株式会社ディー・エヌ・エー共同創業者)、株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズなどが引受先となっている。
スマートニュースでは今回の資金調達により、国内・海外市場におけるSmartNews事業を強化すべく、人材採用、海外拠点の整備、広告事業などの収益事業の構築、プロモーションなどを実施する。
グリー、ミクシィの2社とは業務提携も締結する。まず、グリーとはゲーム分野での提携となる。SmartNewsが今後強化を予定しているモバイルゲーム/アプリ関連のカテゴリーに対して、グリーがコンテンツを提供する予定。さらに、SmartNewsの海外展開に際し、グリーの米国子会社であるGREE Internationalを通じた支援も行う予定。
ミクシィとは、広告事業における提携。スマートニュースが開発するネイティブ広告ネットワーク「スマートアド(仮称)」の広告を、SNS「mixi」のフィード広告枠に配信。売上を両社でシェアする。スマートアドの事業開発にあたっては、ミクシィ取締役の川崎裕一氏が8月11日付でスマートニュースのシニア・ヴァイス・プレジデント/執行役員広告事業開発担当に就任する。