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エプソン、A4モノクロで毎分45枚の高速印刷に対応したA3対応レーザープリンター

 セイコーエプソン株式会社は、A3モノクロページプリンター3製品「LP-S4250」「LP-S3550」「LP-S3250」と、A4カラーページプリンター「LP-S950」を9月下旬より発売する。価格はすべてオープンプライスだが、予想市場価格はLP-S4250が18万円代後半、LP-S3550が11万円代後半、LP-S3250が7万円台後半、LP-S950が9万円台後半となっている。

A3モノクロページプリンター「LP-S4250」
A4カラーページプリンター「LP-S950」

3種類のA3対応モデル

 従来モデルから印刷スピードを向上。片面A4ヨコで印刷した場合、LP-S4250は毎分45枚、LP-S3550は毎分40枚、LP-S3250は毎分35枚の高速印刷が可能。ファーストプリント時間は9秒となっている。3機種とも自動両面印刷に対応。耐久性は、LP-S4250とLP-S3550が100万ページ、LP-S3250が60万ページ。

 LP-S4250/LP-S3550で標準装備のカセット給紙、MPトレイに加え、オプション含め4段までの増設カセットに対応しており、最大給紙枚数は2850枚。LP-S3250では5段まで給紙カセットの増設に対応。最大2300枚給紙が可能で、給紙の手間を省くことができるとしている。給紙カセットは、封筒や不定型紙にも対応する。

 オフィスでの使用を想定した1周間の平均消費電力量を示す「TEC値」は、LP-S4250が2.3kWh、LP-S3550が2.1kWh、LP-S3250が1.9kWhとなっており、前モデルよりも消費電力が小さくなっている。「国際エネルギースタープログラム」にも適合する。

 解像度は、3機種とも1200×1200dpiだが、解像度補正機能により2400dpi相当まで引き上げることができる。インターフェイスは、3機種ともUSBのほか、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANを備え、IPv6にも対応する。メモリは1GBを搭載しているが、LP-S4250のみオプションでCFタイプの16GB増設ストレージを用意する。

 サイズは、3機種ともに、使用時で490×577×338mm(幅×奥行×高さ)、収納時で490×410×320mm(幅×奥行×高さ)。重さは約21kgと、従来機と比較して、奥行で約100mm縮小、重量も20%の軽量化を図っている。

カラー/モノクロ対応のA4対応モデル

 LP-S950は、カラー/モノクロともに毎分31枚で、両面印刷時も片面時と同速の毎分31ページの高速印刷が可能。耐久性は40万ページ。最大給紙容量は、オプションの増設カセットを含め850枚。A3対応モデル同様、封筒や不定型紙の給紙も可能。

 解像度は1200×1200dpiだが、解像度補正機能により最大9600×1200dpi相当まで解像度を引き上げることができる。インターフェイスは、USB、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANを備え、IPv6に対応。メモリは1GBを搭載するほか、USBホスト機能を搭載し、USBメモリから直接ドキュメントを印刷できる。

 また、Adobe SystemsのPostScript 3に標準対応し、日本語2書体、欧文136書体を搭載している。サイズは、使用時で490×577×338mm(幅×奥行×高さ)、収納時で490×410×320mm(幅×奥行×高さ)。重さは約21kg。

(山川 晶之)