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ネットギア、1733Mbps+600Mbpsの11ac対応ルーター「Nighthawk R7500」
(2014/11/6 16:56)
ネットギアジャパン合同会社は、IEEE 802.11acに対応した無線LANルーター「Nighthawk R7500」を12月下旬に発売する。想定市場価格は2万6000円(税込)。
Nighthawk R7500は、5GHz帯で最大1733Mbps(IEEE 802.11ac、4ストリームMIMO)、2.4GHz帯で最大600Mbps(IEEE 802.11n、3ストリームMIMO)の通信に対応し、5GHz帯と2.4GHz帯の同時利用が可能。クライアントの位置に追従して電波の送信方向や出力を最適化するビームフォーミング技術や、複数の端末に同時に高速通信環境を提供するMU-MIMO(Multi User MIMO)に対応。1.4GHzデュアルコアプロセッサを搭載し、高速スループットを実現する。
アプリケーションに基いて帯域幅を割り当てる「Dynamic QoS」機能を搭載。ダウンロード、ストリーミング、ゲームといった個々のアプリケーションを認識するとともに、テレビやPC、タブレットといったデバイスの違いも認識し、それぞれに優先度や最適な帯域幅を割り当てる。
本体にeSATAポート×1、USB 3.0ポート×2を搭載し、HDDやプリンターを接続することで家庭内サーバーの構築が可能。ネットギアが無償で提供するWindows用バックアップソフト「ReadySHARE Vault」により、WindowsのファイルをNighthawk R7500に接続したHDDにバックアップできる。Appleのバックアップ機能「Time Machine」や、iTune、AirPlay、AirPrint、AppleRemoteにも対応する。
無線LANはIEEE 802.11ac/a/b/g/nに対応。ネットワーク端子はWAN側1ポート、LAN側4ポートで、全ポートがギガビット対応。本体サイズは285×184.5×50mm。重量は750g。
ワイヤレスネットワークカメラ「Arlo」も披露
6日に行われた説明会では、米国で5日に発表されたばかりのワイヤレスネットワークカメラ「Arlo」も披露された。
Arloは、カメラ2台と専用のベースステーションがセットになった製品で、価格は349.99ドル。カメラは単三電池2本で駆動し、ワイヤレスでベースステーションに接続するため、電源を気にせずさまざまな場所に設置できる。防水設計で、赤外線による夜間撮影にも対応。動き検知による撮影モードであれば、約6カ月の動作が可能としている。
カメラのライブ映像を、iOS/Android端末向けアプリやPCから見ることができ、4台までのカメラ映像を同時に見ることが可能。動き検知などによる撮影も可能で、録画した映像もカレンダー形式のリストから確認できる。録画映像の保存先としては、200MBのクラウドストレージが無料で提供される。
Arloは現時点では米国のみの販売となっており、今後、日本など各国に展開していく予定だという。