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ネットギア、5GHz+5GHz+2.4GHzで最大1300Mbps+1300Mbps+600MbpsのWi-Fiルーター

「Nighthawk X6 R8000」を4月下旬に発売、市場想定価格3万4980円

 ネットギアジャパン合同会社は24日、IEEE 802.11ac/a/b/g/n対応の無線LANルーター「Nighthawk X6 R8000(R8000-100JPS)」を4月下旬より販売すると発表した。2つの5GHz帯と1つの2.4GHz帯の合計3つの周波数帯を同時に使用できる“トライバンド”ルーターとして日本市場初の製品だとしており、それぞれの周波数帯で1300Mbps(11ac)+1300Mbps(11ac)+600Mbps(11n)の最大速度を実現するとしている。オープンプライスで、市場想定価格は3万4980円(税込)。

 平置きタイプの本体の上部に、6本の可動式アンテナを装備。子機の位置に追従して電波の送信方向・出力を最適化する「Beamforming+(ビームフォーミングプラス)」テクノロジーに対応し、電波の到達範囲を広げるとともに、無線通信速度を最大化する。また、子機の対応速度に合わせて自動的に周波数帯を割り当てることができる「SmartConnect」テクノロジーにより、最新規格の11ac対応端末による高速通信を、従来規格の11a/b/g/nのみ対応の端末によって妨げることがないとしている。

 本体サイズは295.5×226.8×54.5mm、重さは1.1kg。有線ポートはLAN側×4ポート、WAN側×1ポートでギガビット対応。このほかにUSB 3.0×1ポート、USB 2.0×1ポートを備え、USB接続のHDDやプリンターなどを共有できる。ネットギアが無償提供するWindows用バックアップソフト「ReadySHARE Vault」により、接続したストレージにWindowsのファイルをバックアップできるほか、AppleのTime MachineやiTunes、AirPrinなどにも対応する。

(永沢 茂)