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「Office 2016 for Mac」正式リリース、Office 365ユーザーはすでに利用可能、パッケージ版は今年後半提供
(2015/7/10 14:01)
米Microsoftは9日、Mac向けオフィスソフト「Microsoft Office 2016 for Mac」を正式リリースした。139の国と16の言語で販売される。Office 365(個人向けはOffice 365 Solo、法人向けはOffice 365 Business/Business Premium)ユーザーは同日より利用可能。パッケージ版は2015年後半に発売予定としている。対応OSは、Mac OS 10.10以降。
Office 2016 for Macは、「Word for Mac」「Excel for Mac」「PowerPoint for Mac」「Outlook for Mac」「OneNote for Mac」を内包する。Macならではのマルチタッチジェスチャーや、フルスクリーン機能が利用できるほか、高解像度のRetinaディスプレイをサポートする。また、Officeのリボンインターフェイスや強力なタスクペイン機能なども利用できる。
クラウド連携をサポートし、PCやスマートフォン/タブレットなどで作成途中のドキュメントをOffice 2016 for Mac側で作成・編集することができる。また、ドキュメント共有ツールを利用し、1つのドキュメントを複数人で共有・校閲・共同編集することができる。
Offic 2016 for Macは、3月にプレビュー版をリリース。正式版リリースまでに提供された10万ものフィードバックを元に、7つの更新プログラムをリリースしている。また、フィードバックを元に、Excelの外部データとの接続をサポートしたほか、Wordの差し込み印刷機能を強化している。
また、今後も継続的にアップデートを提供する予定だとしており、Office 365ユーザーには、少なくとも四半期ごとに更新プログラムや新機能を追加するとしている。