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NTTレゾナント、キーワード抽出機能のAPIを公開、コミュニケーションサービス「MURA」で実証実験

 NTTレゾナント株式会社は16日、同社が運営する実験サイト「gooラボ」において、ニュース記事やコミュニティなどの文章を解析し、文章の内容や特徴がわかるキーワードを自動抽出する「キーワード抽出機能」のAPIを公開した。

 キーワード抽出機能は、独自の抽出ロジックに従い、キーワードを重要度の高い順に抽出する。キーワード抽出APIでは、抽出条件として、重要視したいキーワードの種類を組織名、人名、地名から選択することが可能。また、事前に設定した注目語句に大きな重みをつけるなど、抽出条件のカスタマイズを行うこともできる。

 現在実証実験中の匿名コミュニケーションサービス「MURA」にキーワード抽出機能を実装する。ユーザーや自動での投稿に対して内容を特徴付けるキーワードを自動抽出し、タグを自動的に付与する。これにより、ユーザーは興味があるコミュニティを探しやすくなり、タグの集計結果ランキングを見ることで話題となる投稿内容を把握できるとしている。コミュニティでの話題を可視化することによって、コミュニティ形成が促進されるかを検証する予定。

「MURA」での実装事例

(磯谷 智仁)