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バンダイナムコ、「カタログIPオープン化プロジェクト」を2年間延長、新たに「塊魂」「もじぴったん」など4タイトル追加

 株式会社バンダイナムコエンターテインメントは17日、同社が保有するIP(知的財産権)をクリエイターに開放する「カタログIPオープン化プロジェクト」の実施期間を2年間延長すると発表した。これにより、企画受付は2018年3月末、作品公開は2020年3月末までとなる。また、新たに4タイトルがオープン化対象タイトルに追加された。

「塊魂」「子育てクイズ マイエンジェル」「ことばのパズル もじぴったん」「ミスタードリラー」 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

 2016年3月末までの期間限定として開始したカタログIPオープン化プロジェクトでは、1年間で318件(法人225件、学校22件、個人71件)がエントリーし、現在、37タイトルが配信されている。同社ではカタログIP活用の拡大を目指し、企画受付期間を延長した。

 また、1990年以降に発売された「塊魂」「子育てクイズ マイエンジェル」「ことばのパズル もじぴったん」「ミスタードリラー」の4タイトルを新たに追加した。これまでの17タイトルと異なり、ゲーム内容などの特許権もオープン化される。

 公式ホームページでは、引き続きカタログIPオープン化の詳細説明やエントリー受付を行う。また、一般ユーザー向けにカタログIP活用の参考として、「パックマン」に登場するゴーストやステージをカスタマイズできるウェブサービス「PAC-MAN GHOST&STAGE MAKER(仮称)」や、ワルキューレの音声合成サービス(CV:たかはし智秋)を公開する。

「PAC-MAN GHOST&STAGE MAKER(仮称)」 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
「おしゃべりワルキューレ」 (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

(磯谷 智仁)