レビュー
法人向けWi-Fiアクセスポイントの導入はメリットだらけ? 2.5GbE&PoE対応のネットギア「WAX218」を自宅に導入してみたら……
2022年6月28日 06:00
宅内ネットワークの重要性を再認識することになった昨今のテレワークや在宅勤務の流れ。ネット環境の弱さに気付き、Wi-Fiルーターを新調したとか、ノートPCをWi-Fi 6対応モデルに買い替えたとか、いろいろと改善を図ってきた人もいることと思う。
筆者も長いこと自宅Wi-Fiルーターのリプレースを検討してきたのだが、コロナ禍も明けようかというこのタイミングになって、ようやく買い替えに踏み切った。選択したのはネットギアの法人向けWi-Fi 6アクセスポイント「WAX218」だ。
実際に使ってみて思ったのは、「自宅にこそ、このスペックが必要なのでは」ということ。そんなわけで、なぜこの製品を選んだのか、コストは高くないのか、法人向け製品を家庭で利用することのメリット、注意点すべきことは何かなどについて、紹介していきたい。
なぜWi-Fiルーターではなくアクセスポイントなのか
自宅にWi-Fi環境を構築するとき、多くのユーザーが購入するのはWi-Fiルーターだろう。インターネットにつながる入口としての役割で、複数のポートにPCなどを有線LAN接続できるルーターや、Wi-Fiアクセスポイントとしての機能を持ち、さらにセキュリティを高める機能なども備えているものだ。
しかし、筆者が導入したネットギアの「WAX218」は、単なるWi-Fiアクセスポイント。ルーターとしての機能は持たない。単機能である製品をなぜ選んだかというと、利用しているインターネット回線の性質上、市販ルーターが必須ではなかったからだ。
自宅ネット回線は最大10Gbps(契約は5Gbps)の「auひかり ホーム5ギガ」。ホームゲートウェイと呼ばれる専用ルーター(モデム)が貸与され、これを外して市販のルーターに置き換えることはできないようになっている。
この時点で、すでにルーターを追加で用意する必要性は薄くなっている。だったらWi-Fiアクセスポイントのみ追加し、ネットワーク構成をシンプルにしたいと考えた。
ルーターを追加することが無駄というわけではない。追加したルーターに各種デバイスをぶらさげる(二重ルーター状態にする)ことでネットワークセグメントが分離されるため、一定程度のセキュリティを確保しやすいという側面もある。
が、トラブル発生時の問題の切り分けの容易さも考えると、Wi-Fiルーターよりアクセスポイントの方がシンプルで、都合がいいだろうと考えたのだ。
なぜ法人向け製品なのか
法人向け製品を選んだ理由は2つある。1つは、そもそも個人向けに市販されている純粋なWi-Fiアクセスポイントはほとんど存在していないからだ。
かつて有線接続がスタンダードだった頃は、Wi-Fi機能を持たないルーターが多く、そこにWi-Fi機能を後付けするためにアクセスポイントを別途買い足していたことを思い出す。しかし、今やネット通販などをあさってみてもWi-Fiルーターしか見当たらず、いくつかあるWi-Fiアクセスポイントは法人向け製品ばかりだ。
もう1つの理由は、法人向け製品に多いPoEを試してみたかったため。言ってしまえば、筆者の個人的な興味だ。PoE対応機器はLANケーブル1本で通信と給電の両方を兼ねるため、Wi-Fiアクセスポイントを設置したい場所の近くに電源コンセントがなくても、配線に手間取らないというメリットがある。
いずれにしろ、LANケーブルは敷設しなければならないから、最初の配線の手間が多少軽減されるかな、くらいのものかもしれない。しかし、設置後の見た目のすっきり感からくる満足感はそこそこ大きいのではないか、とも思った。つまり、やっぱり興味本位みたいなものだ。
なぜネットギアの「WAX218」なのか
法人向けのWi-Fiアクセスポイント製品は、探すとそれなりに種類がある。Wi-Fi 6やマルチギガビットに対応する製品も増え始めているようだ。
筆者宅の既存環境はWi-Fi 5(11ac)なので、せっかく環境をアップデートするならWi-Fi 6対応にしたいし、マルチギガビットにして5Gbps(最大10Gbps)のインターネット回線も生かしたいところ。
ただ、そうした新しい規格に対応している法人向け製品は(対応していない製品も)軒並み高額で、10万円、20万円を超えるものもある。個人宅に興味本位で設置できるような代物ではない。
そんな中、比較的リーズナブルな価格帯で販売されているのがネットギアの「WAX」シリーズだ。特に、今回選んだ「WAX218」は、メッシュネットワークには非対応で、単体でしか使えないアクセスポイントではあるものの、3万円前後で手に入る。
個人向けWi-Fiルーターであれば、そこそこ高性能な製品と同等の価格帯ということを考えると、単機能のアクセスポイントでもあり、ちょっと値が張る感じはあるが、法人向けとしては格安と言ってもいいかもしれない。
WAX218は、もちろんWi-Fi 6に対応し、2.5GbEのLANポートを搭載する。このLANポートはPoE(およびPoE+)受電にも対応するので、LANケーブル1本で動作させられる。
この点、筆者が理想として考えていたものにかなり近く、ギガビットを超えるLANやインターネット回線のポテンシャルをしっかり引き出して安定した通信を実現してくれるのでは、と期待させてくれる。
なお、WAXシリーズは他にもWi-Fi 5まで対応の下位モデルや、複数台のアクセスポイントが連携して動作するメッシュネットワーク対応の上位モデルもある。
ただ、メッシュネットワーク対応品はさすがに手が出しにくい値段になってしまうし、「Insight」というサブスクリプションサービスの月額料金を支払わないと利用できないので、やはり個人向けではない。そういった面からも、WAX218は法人だけでなく個人宅であっても導入しやすい高性能な製品なのだ。
第1のハードル、PoE給電低コストで実現するには
さて、PoEに対応するWAX218の導入を決めたはいいものの、実は1つ大きな悩みがあった。アクセスポイントへのPoE給電をどう実現するかだ。
PoE給電が可能な、LAN環境でなければ動作しないにもかかわらず、筆者宅にはそんな設備はない。一般的にはPoE給電機能をもつネットワークスイッチと接続して使うが、アクセスポイントの2.5GbEポートを生かすには、PoEと最低でも2.5GbEのマルチギガビットに対応するスイッチであることが必須で、そうなると価格も跳ね上がる。
参考までに、ネットギアのPoE・マルチギガビット対応のネットワークスイッチの実売価格は6万円前後。たった1台のアクセスポイントへの給電のために、この出費はもったいない。今後PoE対応製品を追加導入する予定もないし、PoE非対応のほぼ同型のネットワークスイッチをすでに導入している筆者としては、どうしても無駄な投資と感じてしまう。
WAX218は別売のACアダプターで動作させることもできる。とはいえ、PoEを体験してみたい、見た目をすっきりさせたい、というのも法人向けWi-Fiアクセスポイント製品を選んだ理由なわけで、ここを外してしまうと前提が崩れる。思い切ってPoE対応のネットワークスイッチを新調すべきかと悩んだが、こういった場面で便利なデバイスを見つけた。PoEインジェクターというものだ。
PoEインジェクターは、入力したLANケーブルからのデータ信号に電力を乗せて再出力するデバイスで、安価なものは数千円からある。マルチギガビット対応のPoEインジェクターとなると数が少なくなり、値段もやや高くなるが、それでも1万円台前半から購入可能だ。
WAX218は最大30WのPoE+に対応しているので、PoEインジェクターもPoE+に対応しているものをできれば選びたい。WAX218はPoE(最大15W)でも動作させられるが、その場合はWi-Fi電波の出力が低下するようだ。
第2のハードル、設置方法。固定先は壁または天井
WAX218の設置方法は、壁掛けと天井吊りのほぼ2パターンに限られる。こういう部分も、ある意味法人(オフィス)向けという感じだ。
別途スタンドになるようなものを用意し、立てかけて使ってもいいが、個人向けの一般的なWi-Fiルーターのように平置きして使うことは想定されていない(電波が主に天板方向に出力されるため)。
パッケージ内容は本体と、壁掛け用ネジなど。また、オフィスの天井に設置されていることがあるTバーと呼ばれる吊り金具に固定するためのパーツもある。
Tバーが敷設された個人宅はそうそうないと思われるので、壁掛けが最もオーソドックスな取り付け方になるだろう。とはいえ、穴開けが躊躇われる賃貸住宅では、どちらにしてもハードルは高めではある。
筆者宅では、本体の天板方向にWi-Fi電波が出力されるという特性を踏まえ、自宅の中央やや北側の階段上の壁へ取り付けることにした(下図)。
高さとしては、2階の床面から30cmほど上になる。Wi-Fi機器を主に使うのは、その正面方向に位置する1階の仕事部屋や寝室、2階のリビング、キッチン、ダイニングなので、それらを見渡せる位置に設置することで、宅内をほぼ丸ごとカバーできると考えた。背面側に位置するトイレ、浴室などは、電波が弱くなったとしても、日常生活や仕事で困ることはないので割り切ることにする。
ちなみに、壁掛け用のネジをそのまま使うことはせず、天井吊り用のパーツとホームセンターで手に入れた金具などを組み合わせ、上下に多少の角度調整ができるようにして取り付けた。稼働中は本体背面側が発熱するため、壁との隙間を空けて風通しよくしておきたい、という狙いもある。
説明書には記載のない固定方法ではあるが、手で強く揺らしたり引っ張ったりしてもびくともしないし、背面側パーツなどに負担がかかっている様子もないので、地震があっても大丈夫だろうと判断した。
電波のカバー範囲、パフォーマンスはどう変わる?
WAX218にしたことで、それまでのWi-Fi 5環境(メッシュネットワーク2台構成)と比べて電波の届き方やパフォーマンスはどれだけ変わるものなのだろうか? Wi-Fi 6対応のスマートフォンを使い、電波強度(目安値)とLAN内のデータ転送速度を自宅の各所で計測してみたのが以下の図だ。
※※データ転送速度の計測にはiperf3を使用。LAN内のNAS(2.5GbE接続)上で稼働させたiPerfサーバーを対象に実行
Wi-Fi 5からWi-Fi 6への移行なので、全体的な通信速度が向上するのは予想通りというか、そうなってくれないと困る、という感じなのだが、平均的に2倍、場所によっては500Mbpsに達するほど改善したのはうれしい。
が、それよりも注目すべきは電波の届き方だ。以前の環境ではメッシュネットワークであるにもかかわらず、十分に電波が届いていたのは、1階はほぼWi-Fiルーター近辺のみ。2階とロフトは問題ないが、1階で高速に通信できる場所が、実質はなかったようなものだ。
Wi-Fiルーター単体の性能として、決して電波は強くないのだろう。1階の玄関や屋外に至っては、電波強度が著しく弱い赤色になっており、実際の通信も不安定。
これで何が困るかというと、例えばWi-Fi通信する玄関のスマートロックや、屋外にある同じくWi-Fi対応のインターホン子機が使いにくくなることだ。しかし、WAX218に切り替え後の玄関や屋外は、むしろ居室より電波が強くなっているほど。1台で宅内どころか敷地のほとんどをカバーできている。
ちなみに、従来環境の1階廊下はWi-Fiルーター(サテライト)の目の前。電波強度は強いにもかかわらず、通信速度は芳しくない。これは、おそらく通信テストのタイミングでは2階に置いてあるWi-Fiルーター(メイン、2階天井付近の棚に設置)に接続した状態だったからだと思われる。
メッシュネットワークは、複数台のWi-Fiルーターで同一のSSIDを使い、デバイスの位置などに応じて最適なルーターにシームレスに切り替える仕組みだが、このように手動で接続先を選べないことによる弊害もゼロではない。
もちろん、これまでの生活でメッシュネットワークの利点も十分に実感してはいるのだが、予期せぬトラブルや挙動が表われにくいという意味では、Wi-Fiアクセスポイント1台の環境にもメリットがあるのでは、と感じているところだ。
法人向け製品ならではの便利な機能
WAX218は単体のWi-Fiアクセスポイントのため、Wi-Fiルーターのような機能はない、と冒頭で書いたが、それでも一般的なWi-Fiルーターに搭載されているものに近い機能も備えている。法人向けならではの便利な機能も用意されているので、いくつかピックアップして紹介しよう。
まずは、SSIDを最大で4つ使える機能。SSIDごとに周波数帯(2.4GHz帯か5GHz帯か、この両方を兼ねるか)を変えられるのはもちろん、セキュリティ方式、通信速度上限などを設定でき、メインのネットワークからは切り離されたゲスト専用のSSIDを設定することもできる。
オフィスには(自宅もそうだが)古いデバイスから新しいデバイスまで、さまざまな子機が存在していることが多いだろう。このため、1つのSSIDだけで全てをカバーしようとすると、古いデバイスに合わせて低速な通信方式を選ばなければならなくなる可能性がある。
しかし、複数のSSIDを使えれば、新しいデバイスは高速かつ高いセキュリティで接続できるものにし、古いデバイスは互換性重視の設定にした別のSSIDに接続する、といった使い分けができる。これによって、全体として高速かつ安定した(汎用的な)ネットワークにすることができるわけだ。
2つ目は「WiFi Scheduler」という機能。Wi-Fiネットワークをオン/オフするスケジュールを設定できるもので、例えば平日の8時から19時までWi-Fiを利用可能にし、それ以外の時間帯や休日は利用できないようにする、といった運用が可能になる。また、さきほど説明した最大4つのSSIDそれぞれに固有のスケジュール設定を割り当てることもできる。
使い方としては、24時間通信しなければならない設備用のSSIDは常にオンにし、従業員が使うPC用のSSIDは夜間だけオフにする、というようなケースが考えられる。個人宅であれば、ゲスト用のSSIDを来客のある土日だけオンにする、といった応用もできる。これによってセキュリティを向上でき、節電にもつなげられるうえ、使い勝手も高められる。
なお、これらの設定はすべてウェブブラウザーで管理画面にアクセスして行なうことになる。最近のWi-Fiルーターだとスマートフォンアプリを通じて設定できるようになっていたりするが、WAX218で用意されているのはウェブインターフェースのみだ。
WAXシリーズの他機種が対応するネットギアのサブスクリプションサービスInsight向けには専用アプリも用意されているし、同じネットギアのWi-FiルーターであるNighthawkシリーズやOrbiシリーズにもアプリはあるが、WAX218はなし。
アプリがないと不便、というわけではないけれど、リーズナブルな法人向けの単体Wi-Fiアクセスポイントだけに、過剰なサービスは用意していない、ということだろう。
「速度」よりも「安定性」重視の設計に要注意
性能的にも機能的にも魅力の大きいWAX218ではあるが、導入時に注意しておきたいことがある。それは、Wi-Fi 6接続時の最大速度が1201Mbpsまでになることだ。
Wi-Fiアクセスポイントとしては最大2402Mbpsで通信できる仕様となっているが、帯域幅が80MHzまでに制限されているため、2402Mbpsで通信するには4ストリーム接続が必要となる。
しかし、現時点で世の中に存在するPC、スマートフォンなど、ほとんどのWi-Fi子機は2ストリームまでの対応なので、2402Mbpsでの通信はまず不可能だ。
このことから、WAX218が対応している2.5GbEのLAN接続を、1台のWi-Fiデバイスで最大限に活用することはできない。ストリーム数の多さは、複数デバイスから同時に接続されるようなシチュエーションが多いオフィスにおいて、余裕のあるキャパシティで速度低下を軽減できる、というメリットを狙ったもの。瞬間最大風速的なハイスペックを狙っていないのは、法人向け製品らしいところとも言える。
一方で、個人向けのWi-Fiルーターでは1ストリームの帯域を160MHz幅とすることで、2ストリームのWi-Fi子機でも最大2402Mbpsを実現していたりする。
では、なぜWAX218が160MHzに対応していないのか。おそらくはここも「法人向け」であることが理由だと思われる。製造業の生産現場、監視用途など、ビジネスシーンでは24時間365日「切れずに安定して接続できること」という要件が少なくないだろうからだ。
そもそも160MHzの帯域幅は、ざっくり言うと80MHz(W52)と追加の80MHz(W53)の2つを束ねて使うことで実現しており、そのうちW53の帯域については、気象レーダーなどが優先して利用する帯域も含まれている。
一般のWi-Fiルーターは、気象レーダーなどがW53の帯域を利用するタイミングが来ると自動で160MHzの帯域全体をオフにし、利用可能な帯域を改めて検出する仕組みになっている(一部の機種では該当の80MHzだけをオフにするものもある)。そうすると、一定時間Wi-Fi通信できなくなってしまうのだ。
単純に、160MHz幅の広い帯域を利用することで、他機器との干渉が増えて通信しにくくなりがち、という問題もあるだろう。WAX218は法人向けのWi-Fiアクセスポイントとして、そうした通信ができない/しにくいタイミングを極力なくすために、最初からW53を利用しない、という選択肢をとっていると考えられる。他社の法人向けWi-Fiアクセスポイントを見ても、多くは同様の仕様となっているようだ。
というわけで、2.5GbpsのLAN接続とともに2,402MbpsのWi-Fi 6を最大限に生かしたい! と思うかもしれないが、WAX218を含む法人向けWi-Fiアクセスポイントでは、上記の理由により実質1201Mbpsまでに制限される。帯域幅が拡張されるWi-Fi 6Eが、いつか法人向けWi-Fi機器でも一般的になった暁には、この状況も変わってくるのかもしれないが……。
ネット家電が増えてきた今、家庭でも法人向け製品は力になる
設置方法に関しては少し難しいところもあるとはいえ、その問題さえクリアすれば、Wi-Fi電波のカバー範囲の広さ、余裕のある2.5GbEのバックボーン、フレキシブルなSSID設定やスケジュール機能など、法人製品ならではのメリットを個人宅でも存分に享受できるはず。
給電もPoEインジェクターを用いることで意外と安価に実現でき、LANケーブル1本だけの配線は見栄えもいい。
また、PCやスマートフォンだけでなく、ネット対応の家電製品やスマートホーム機器など、Wi-Fiデバイスがどんどん増え続けている家庭においても、こうした法人向けWi-Fiアクセスポイントは利点がある。
実は今回、筆者がWi-Fiルーターを本気でリプレースしようと考えたきっかけの1つは、まさに宅内の通信機器が多くなりすぎた結果、Wi-Fiにつながっていたはずのスマートホームデバイスが突如切断されて再接続ができなくなるなど、不安定になっていたことにもあった。
WAX218の最大デバイス接続数は128台、同時接続数は75台と、一般的な家庭向けのWi-Fiルーターよりキャパシティは数倍大きい。自宅のWi-Fiが最近不安定になってきた、あるいは通信速度が遅くなってきた、と感じているなら、最大・同時接続数の上限を超えている可能性もある。今後のデバイス増も見越してWi-Fiネットワークを構築するのなら、こういった接続台数に余裕のある法人向け製品を選ぶのもおすすめだ。