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誰もがカッコイイ!と思うWebサイト、コスプレ衣装師「RUMINE」が自分1人で作ってみた

おしゃれ&ビジュアル映え&そしてSEOまで! 「BiNDクラウド」利用体験記

コスプレ衣装師、RUMINEさん。AKIBA PC Hotline!で連載中の食レポまんが「アキバでごはん食べたいな。」の「姉ちゃん」でもある

 衣装師ことコスプレ衣装製作で有名なRUMINE(るみね)さん。「作れないコスはない!」と豪語するその腕は、オフィシャルの衣装製作などでも引っ張りだこ。置鮎龍太郎さんや横山智佐さん、モモーイなど「え! アノ声優さんが例のイベントで着てた衣装を作った人なの!」と驚くほど。しかもRUMINEさん自身がコスプレイヤーなので、衣装の細かい部分や小物へのこだわりもハンパなく、レイヤー魂を持った衣装師として、腕、名前、スピリットも賞賛されている。

 そんなRUMINEさんの最近の悩みが「ホームページの更新が自分でできない!」ということ。

 自身のホームページ「Rumine Blossom」を持つものの、更新は外部に任せているため、何かと手間と時間がかかる。かといってコス製作に少しでも時間を使いたいので、自分で更新するのもはばかられる。

 そんなワケで、アクティブに更新するのはTwitter。ときおりブログで製作した衣装のお披露目や告知などを行っていた。しかも最近はスマホユーザーにも刺さるページを作らなければならないため、ホームページは次第にSNSの後追いになってしまい、情報の鮮度が落ちてしまったという。

自らもレイヤーであり、着て動けるコスプレ衣装製作の第一人者
これまで公開してきたホームーページ。時代にマッチした内容とデザインにアップグレードする!

 そこにひとスジの光明が! どっかのWatch編集長、鈴木氏からのメールだった。「ホームページぜんぜんな人でも、スマホ対応のカッコイイページが作れる『BiND(バインド)』っていうソフトがあるんだけど、これ使ってみない?」というのだ。生まれて初めて自分でウェブページを作るというRUMINEさん。 本当に「ド」が付くほど素人 でもBiNDで、コスプレ衣装なみにオシャレですごいページが作れるのかを探ってみよう。

 RUMINEさんの魅力とBiNDの魅力を合わせていったら、なんだか長い記事になってしまったが、なかなか面白い記事になったと思うので、是非ご覧いただきたい!

自分を知り尽くしたWebデザイナーがアシストしてくれるBiND

 ホームページの製作は、なにより自分とページで紹介する仕事内容や見てもらいたい人をウェブデザイナーに知ってもらうことから始まる。

 でも一番基本なのに、一番難しいのがこのステップ。「後から軌道修正すればなんとかなる」と思いがちだが、一戸建て住宅の土台となる基礎というべきもの。基礎が傾いていたり、歪んでいると、その上すべてのバランス取れなくなったり、構造上の欠陥が発生する。

「BiND」の質問に答えていくと、自動的に基礎からひな形を作ってくれる

 BiNDの特徴は、この基礎となる部分をAI(人工知能)のウェブデザイナー「AiD」と一緒に、自分の納得いくまでスクラップ&ビルドして、大まかな完成イメージを把握しながら何度でもやり直せることにある。人間のウェブデザイナーだったら嫌な顔をされたり、「そんなの先に言ってくださいよ」とゴネられたり、はたまた追加料金を請求されるところだが、AiDを使えば何度でも作り直せる。しかも「やっぱり、前の方がよかった……」なんて場合も嫌な顔ひとつせずに、すぐに戻せる(保存しておけば)。

AiDが提案してくれたホームページの雛形

 自分でホームページを作った経験がある場合は、基礎がどれだけ重要かはご存知の通り。しかしホームページの骨格を作ってから、上モノを作り始めたら、やっぱり基礎の骨格をちょっと直したいなんてことが多々あるもの。これは基礎作りでは、上モノを想像しながら作っているからだ。

 最初から「上モノまではっきり設計図が見えている」なんてのは、プロフェッショナルの仕事だけ。結局、基礎と上モノを行き来して、スクラップ&ビルドで疲れ果ててしまうなんて経験をお持ちの人も多いだろう。

なかなか悩ましい……のイメージ(笑

 AiDの賢さは、まるで専属のウェブデザイナーを付けているような質問に答えるだけでいい。例えばこんな具合だ。

  • 会社説明をしたいのか、ショップ系のサイトを開きたいのか?
  • 商品やサービス、施設を紹介するサイトを作りたいのか?
  • 業種やカテゴリ、事業内容はどんなものか?
  • ブランドイメージ戦略用なのか? マーケティング要なのか?
  • モノを売るのか? サービスを提供するのか?
  • 予約が必要なのか? 専用のオーダーフォームが必要なのか?
  • オンラインショップを作るのか? 人材募集やPRをするのか?
  • サイトのイメージカラーは?
非常に細かい点までたずねてくる「AiD」。まるで専属のウェブデザイナーがアシストしてくれるようだ

 このような質問にいくつか答えると、あとはAIが数百あるデータベースから目的に近い基礎を自動的に選定。

 業種やサービス内容といった細かいチューニングを行い、上モノの大枠まで構築してくれる。また、必要に応じて専用フォームや予約システムの部品をはめ込んでくれるので、基礎を意識せず目に見える上モノレベルで完成イメージをつかめる。

 「ちょっと違うな」と思えば、細かい指定を変えればいい。その都度、基礎に変更が必要であれば自動的に構築しなおし、上モノレベルでの確認ができる。しかも何パターンか提案してくるあたりが、専属ウェブデザイナーが付いていると思わせるゆえんだ。

実際の見た目に近いイメージで編集できるので、完成形が分かりやすい

 「大体こんなイメージ」(というより「お! これいいな!」という提案をしてくれる)というものになったら、あとはブログを書くような感覚で、細かい文章を入れていくだけでホームページができてしまう。

RUMINE家で飼っているチャボと一緒に確認!

 実際、RUMINEさんが、あれこれ試した結果が次の数パターンだ。

 見て分かるとおり、少し設定を変えるとガラリを変わったイメージを提案してくれる。RUMINEさんいわく「デザインセンスのいいホームページをいくつも提案してくれるので、ゲーム感覚で設定をちょこちょこ変更して、面白くなっちゃう」というのだ。ホームページ製作経験が全くない人でも、その製作を面白がれる便利さに驚かされるだけでなく、デザインセンスを問われるコスプレ製作をしてる彼女に「センスがいい」と言わせるあたりがBiNDならではといったところだろう。

人間のウェブデザイナーじゃないので、似たようなデザインをいくつでも嫌な顔せずに提案してくれる

 「ホームページ製作ソフトは使ったことがあるけれど、ロクなテンプレートがなかった」という方にもオススメしたい。BiNDはAiDによって単なるテンプレートを、ホームページのひな形まで昇華してしまう賢いAIウェブデザイナーなのだ。

 最終的にRUMINEさんが選んだデザインはコレ。

もう完成してるじゃん!と思いつつ、よく見ると文字情報がサンプルになっている

 「もう完成してるじゃん!」というほどのクオリティが分かるだろう。仮の画像データも入っているので、イメージもつかみやすい。もちろん見出しまわりもサンプルで入っている。

 このひな形を作るのに選択した項目は次の通りだ。


    ・商品やサービスのサイトを作りたい
    ・ブランドイメージをアピールしたい
    ・サービス
    ・士業 コンサルティング

 ここまでかかった時間は、正味で半日ほど。作ったパターンは4つほどだったという。ウェブデザイナーに頼むとすると、最短でも1週間はかかる工程だけに、「あっという間」という言葉がふさわしいだろう。

 RUMINEさんがアドバイスするには、「ホームページを見て欲しい相手が誰かを明確にするといい」という。「私の場合は、個人用の製作と言うより、企業のオフィシャル衣装の製作。なので、できた後から考えてみると、コスプレ製作でも『コンサルティング』を選んだことでしっくり来た」と。自分の事業を再認識するいい機会にもなるということだ。

 実際に、いろいろなサイト向けのテンプレートを見てみたいという場合は、下記のページを参考にするといい。

 実際にAiDが提案してくれるものより少ないが、カラーバリエーションも見られる。ここを見れば、デザインセンスの良さと、スマホ&PC両対応のスケーラビリティの柔軟さが分かる。

いよいよ文章や本番画像の埋め込み! でも、SNS感覚で簡単

 AiDでホームページのひな形ができたら、あとは自分のホームページに書き直していくだけ。編集モードに移行すると表示されるのが、次の画面だ。

「BiND」の編集画面。クラウドベースだが、とても直感的で使いやすい画面になっている

 画面左側の列は、ホームページ内のページ情報を示している。「ページを検索」の下の部分が、ホームページ全体の設定を決める部分だが、ここは基礎にあたる部分なので、ほとんど触ることはない。通常、編集するのは「トップページ」以下となる。ここで編集したいページを選ぶと、右側の大きなプレビュー&編集ウィンドウの内容が、そのページに切り替わる。

編集するページを左の列から「RumineBlossom-About」に切り替えた。選んだ左側の列には、アイコンが2つ増えている

 ページを選ぶと左側の列に小さなアイコンがいくつか表示されるが、これはウェブデザイナークラスの細かい指定をしたい場合だ。初心者でも、たまに使うのは「目」のアイコンで、このアイコンを使うと「ページは存在するが実際には表示しない」ということができる。作りかけのページなどは、非表示で作成して完成たら表示に切り替えるといった使い方ができる。

まだ作りかけのページや情報公開前の記事は、目のアイコンで非公開にできる

 プレビュー&編集ペインは、上から順に点線で囲まれたブロックが重なって構成されている。一番上部の「ヘッダー」部分(「ビルボード」の上まで)は、ページを切り替えても常に表示される部分。通常はページのタイトルやメニューを表示する部分だ。

 編集はブロック単位で行う。まずは編集したいブロックを選ぶと次のような画面になる。

編集するブロックを選ぶと、左上にアイコンが表示される。ここから操作を選ぶ

 画面左上にボタンがいくつか表示されるが、よく使うのは「編集」。これで内容を編集できるようになる。それ以外にも、ブロックを上下に移動したり、ブロック単位で表示・非表示を切り替えたり、ブロックのコピー&ペーストなどができる。

見出し部分も文字ブロックを編集しているところ

 メニューで編集ボタンを押すと、メニュー専用の「ブロックエディタ」が表示される。左側の列には、メニューを追加していき、右側の「メニュー要素」を選ぶと、メニューに表示するテキストやどのページにリンクするかを指定できる。

 RUMINEさんによれば「コスプレ衣装の製作なので、将来的に販売ページや教室の告知、キャンペーンなどのページを追加しても、柔軟にメニューが作れるBiNDは、とっても助かる」と。ブロックの高さやメニューの幅も自在に変えられるので、メニューが足りなくなることはないだろう。

メニューブロックを編集すると、専用の編集画面が表示される
トップページの「ビルボード」。実際には画像のスライドショーの上に、下のキャッチコピーが表示される

 ビルボードは各ページごとの見出しや、ページで何を説明しているか?という要約をまとめる部分。文字で見出しを書くもよし、トップページのように大きな画像をドーン!と貼り付けて、ビジュアルで一気に分かってもらう手法もあるだろう。また、デザインによってはビルボードがないタイプもある。

記事のメインとなる「コンテンツ」。このエリアで訴求していく

 コンテンツブロックは、訴求をする一番大切な部分。見出しと区別して「メイン」という枠組みでインデントして、内容を自動的に目立たせている。もちろん、メインの中にさらに小さいブロックを作ることも可能で、訴求点を明確に銘打って、その内容を文章や画像で裏付けたり、訴求を詳しく説明していく。

テキストブロック。画像を貼りこんだり、豊富なウェブフォントを使い、自分のイメージに合わせて訴求していく

 文章が中心になるブロックだけに、文章力以上に表現力が問われる部分。見出しと本文を指定したり、見出し文字を装飾するのはもちろん、デバイスに依存されてないウェブフォント(およそ1300書体)を使い、コンセプトにあった訴求が可能だ。

 RUMINEさんの話では「それほどフォントを変更することはない」という。AiDの提案してくれたひな形のフォントをそのまま使うのが、いちばんイメージとしてしっくりくる」という。

 また、後述するソーシャル系のパーツやウェブサービスのパーツなども使えるので、手軽にTwitterやFacebook、YouTubeなどと連携したり、Google マップやサイト内検索の埋め込み、ブログやAmazonとの連携などもできる。

なるべくひな形に合わせるようにページを組んでいくといい

 そしてBiNDに向う心構えとして1つのポイントがあったと。それは「アレコレ欲を出さす、BiND(AiD)に乗っかる」こと。あのページで見たアレ・コレをやりたいと欲を出すと、完成度の高いひな形なので、バランスが悪くなるということだ。それ以上に、細かい設定が必要になってくるため、ツールを使っている意味がなくなってきてしまうので、できるだけBiNDに乗っかるといい。

訪問者を「おっ!」と足止めさせる画像の表現力

 RUMINEさんのBiNDイチオシが、画像の表現力だという。「コスプレ衣装は、写真で見てもらうのが一番。でも大小を変えて表示していただけでは、メリハリがつけにくい。でもBiNDならキービジュアルをFlashのような動きのある映像として見せられるので、画像の緩急をつけて魅せられる」というのだ。

 じっくり見せたいビジュアルは、従来通り文章中に貼り込むこともできる。写真の切り抜きやトリミングも自由自在だ。

画像+文字の説明分も簡単。写真の切り抜きなどもツールを使ってできる

 ポイントは「解像度の高い横位置の写真をたくさん用意すること」とのこと。写真を大きめに扱ってくれる上、トリミングなども自由にできるので、1枚MB(メガバイト)単位の写真を用意すると、圧倒的にキレイな画像のページができるという。また、縦位置の写真が使えるひな形が少ないので、横位置をたくさん用意した方がいいということだ。

 しかし大きな画像の横にサムネールを表示して、何枚かのビジュアルを組み写真として見せたり、イメージを伝えるためにスライドショーで次々と見せるといったことも可能。

組写真を作ったり、それを自動的にスライドショーにしたりという設定もできる

 しかもそのビジュアルの切り替えを、通常ならjQueryを使ったり、高度なウェブのプログラミングテクニックを使わなければできないようなことも、いくつかの選択肢を選ぶだけでできてしまうのがBiNDだ。訪問者の誰しもが「おおっ! スゲー!」と見入り、足を止めてくれるきっかけを作れる。BiNDの画像を見せる演出テクニックも、他に類を見ないセンスが光る。

写真枠の大きさは変えずに、写真を枠の大きさに合わせて加工するのが、キレイにレイアウトするポイントという

 もう1つ、RUMINEさんからアドバイス。「手持ちの写真の大きさに合わせるのではなく、ひな形の写真枠の大きさにあった写真を選ぶ」といいという。BiNDに乗っかるというポイントそのものなのだが、「写真枠が大きいから写真枠を小さくする」というのはNG。写真枠が大きいところに、小さい写真を何枚か使うには、スマホのアプリやレタッチソフトを使って、コラージュした大きな画像を用意するといいということだった。

常にスマホでのプレビューを意識して作れる

 いまどきのウェブブラウジングは、スマートフォンからのアクセスが中心になっている。しかし一般的なホームページ作成ソフトで、PCとスマホの両方に対応させようとすると、突然、難しい用語が飛び出し、ホームページ作成の難易度が急に上がることがよくある。

 しかもPCはPC版として、スマホはスマホ版としてウェブサイトを作るのは、倍以上の手間と時間がかかるので大変な上に、何かアップデートがあると、同時に2つを修正しなければならず面倒だ。

 しかしBiNDなら、PCとスマホをほとんど気にせず、両方に対応したページを作成できる。なぜなら、それはしっかりとした基礎の上に構築されているからだ。

簡易スマホプレビューでスマホを中心にしたレイアウト作業をPC上でできるのは便利

 編集画面の右上には、PCとスマホのアイコンが常に表示されており、ボタンを押すとプレビュー画面をそれぞれに切り替えられる。プレビュー画面の表示は簡易表示なので、実際にウェブブラウザーのエンジンを通してプレビューする場合は、最上段にある「プレビュー」を押す。これで別タブが開き、そこに表示される。

プレビューモードを使いブラウザーの幅を変えると、実機に近いイメージでスマホのプレビューができる

 表示された直後はPCでのプレビューが表示されるが、ブラウザーの枠を狭くしてスマホのような縦長表示にすると、メニューが「≡」のアイコンに切り替わり右上に位置付けられ、レイアウトがスマホ用に切り替わる。

 ホームページの作成自体はPCで行っても、プレビューをスマホに切り替えることで、スマホでの閲覧をメインに据えたページ作成も可能となる。

ブラウザーの幅を狭くしてプレビューすると、よりスマホでの表示イメージに近い状態をチェックできる
幅を広げるとPCで見たときを確認できる

 RUMINEさんの場合は、PCプレビューで作成し、全部完成したところでスマホでプレビューを確認した程度だ。スマホ用のプレビューを見ながら細かいところを調整なんてことは全くしていない(笑い)。なのにこの仕上がりというのは驚きだ。

 モバイルのデバイスは、今後どのような画面を持ったものが登場する分からない。しかしブラウザーの横幅を変えてプレビューすると、どんな画面にも対応できるスケーラビリティの高さに驚くだろう。

専用オーダーフォームなどもカスタマイズ、初心者でも作成OK

 RUMINEさんが初のホームページ作りでどうしてもチャレンジしたいと言っていたのが、専用の問い合わせフォームだ。

 普通なら「己を知れっ!」と一喝することろなのだが、BiNDの場合は専用のツール&エディタが付いているので、「おう! やってみなよ!」と後押しをしてあげるほどだ。

初心者にはお勧めできないフォームの作成も「BiND」なら、簡単だからやってみなよ!とオススメできる

 専用フォームの作り方も簡単で、ブロックエディタを開いたら、「パーツ一覧」から「フォーム」を選ぶ。

ブロックにフォームパーツを埋め込み、専用エディタを表示させる

 画面は「Smooth Contact」という専用フォーム作成画面に切り替わるので、これを使ってフォームを作っていく。フォーム専用エディタなので、似たようなフォームを作る場合は以前作ったものを流用して新しいものを作ったりということも可能だ。

専用フォームの編集画面。いくつか候補を作って流用したり、切り替えて使ったりできる

 初心者が悪戦苦闘する<form>タグの難しさは皆無。必要な項目を用意して、項目名やあらかじめ入力されている文字列、文字数制限や文字種別なども指定できる。さらに賢いのは、メールアドレスやURL、電話番号などの指定をすると、入力された文字列の正当性などを自動的に評価してくれる点だ。これはプロでも欲しがる機能じゃないだろうか?

ブロックにカーソルを合わせると操作メニューが表示される。編集を使うと、細かい設定ができる

 もちろん、ラジオボタンやチェックボックス、プルダウンメニューなども利用できる。また、チェックボックスなどの状態に応じて、テキストボックスなどを有効・無効にできるため、訪問者をうまく質問に導きながら、必要事項を最短時間で確実に入力させることができる。

SEO=検索エンジン最適化もツールでアシスト

 さて、企業系のホームページ構築でしょっちゅう耳にするのが「SEO対策」と呼ばれるもの。

 SEOはSearch Engine Optimizationの略で、いかにしてGoogleの検索結果の上位に自分のページを表示させるか?という対策だ。セコイ考えかと思われるかもしれないが、検索結果で1ページ目に表示されなかったサイトをアナタは訪れるだろうか? よっぽど必死でなければ、答えばNOだ。

「コスプレ衣装製作」で検索するとヒットするサイトの数々

 つまりホームページ作ったところで、検索エンジンで上位に表示されなければ訪問者もなく、作ってないも同じことというわけだ。企業系のサイトは、SEO対策に何十、何百万円という資金を投じて、コンサルティング会社にSEO対策を依頼している。しかし中小企業やフリーランスは、自力で大企業のホームページと競り合って検索結果の上位を目指さなければならない。

 しかも検索エンジン側の評価方法は、公平性を保つために非公開であり、定期的に評価方法を変えている。したがって昔は上位にいても、新評価では2ページ目に落ちてしまう可能性だってある。

トップ画面に配されているSEOアシスタント

 そんなとき頼りになるのが、BiNDのSEO対策機能。その重要性から編集画面のトップから呼び出せるようになっていて、「どこをどのように修正すればいいか?」をアドバイスしてくれる。

 ホームページ初心者のRUMINEさんは「SEOなんて聞いたことがなかった! でも、SEOアシスタントどおりに修正していくだけで検索結果の順位が上がるなら、それだけ訪問者数も増えてラッキー!」と。加えて「年間何十万円もかけてSEO対策をコンサルしてもらってるわけでしょ? それだけでもBiNDは、お買い得じゃないですか!」とも(笑)。

 アドバイスは2タイプで、絶対修正・加筆したほうがよい点と、修正したほうがベターな点。BiNDのSEOアシスタントは、コンサルティング会社と同じで、アドバイスはしてくれるが、修正するか否かは自身の判断となる。

アドバイスを細かくレポートするので、1つ1つを潰していくことで、検索エンジンの上位に食い込める!

 また、BiNDのSEOアシスタントは、検索エンジンの最新の評価方法をクラウドのデータベースとして持っているため、たとえ評価方法に変更があっても、最新の対策が行えるようになっている。

正直、3日で作ったとは思えない! 新Rumine Blossomがスゲエ!

 筆者は傍観しているだけで、RUMINEさん家で飼っているヒメウズラやチャボと遊んでいるだけだったが、正味3日間で新しいRumine Blossomが完成した。

 しかしその完成度は、とてもフリーランスとして営んでいるとは思えないもの。しかもPCでもスマホでもカッコよく見られ、どこのウェブデザイナーに頼んだのさ!的なハイクオリティ。おそらく初見の閲覧者は、従業員を何人も抱えるアパレル会社にしか見えないだろう。RUMINEさんに感想を聞いたところ、「はい!私の目指していたお客様にブランドイメージを伝えられるホームページができました!」 と。

 昔のホームページも星5つで評価するなら3.5星ぐらいあって、自分でも好きでした。でも、更新は外部に依頼し、時代も流れ、今となっては名刺代わりとしてのホームページに。

 でも、BiNDで作った新ホームページは、星4.5個です! 名刺以上に、自分の仕事に対する思いやコスチュームをアピールでき、将来的な拡張性も持ってます。何より、今の時代にマッチしたデザインのページが自力だけで作れたのがうれしい。

 実はコスチューム製作と並行してホームページを作っていたのですが、徐々に完成するページた楽しくて苦になりませんでした。

RUMINEさん

 個人事業の方にはもちろん、中小企業の広報にもぜひオススメしたいのがBiNDだ。「いかにも広告っぽくてウソ臭いな~」と思うなら、BiNDクラウドのエントリーコースが1年無料で使えるのでぜひ試してみて欲しい。演出の範囲内でしか盛ってないことが分かるだろう(笑)。

 また、BiNDには、以下のクラウド版のサービスに加え、クラウド環境はセキュリティ上などの理由から使えないという場合向けにパッケージ版の「BiND for WebLiFE 10」も発売している。

 自分のホームページに古さを感じている人や企業、新しくホームケージを作りたい人、コストを見直したい企業は、ぜひ体験版からトライ!