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あのVAIOがメモリ16GBでも約18万円!! 価格戦略でも攻勢に出たVAIO Proシリーズの新ラインアップ

価格は抑えつつ、ビジネスで必要なスペックは妥協しないVAIOのこだわりとは?

 テレワークにフリーアドレスと働き方が変わった今、ビジネスPCに求められる要件は大きく変化した。ノートPCがメインPCとなり、それでいて、Web会議にチャット、タスク管理まで各種ITツールは必須と、求められるPCスペックは高止まり。今では、オフィスなど設備に投資するより、PCに投資する方が生産性が向上すると考える企業も増えてきたようだ。

 そんな中、法人向けPCで支持を集めているのがVAIOだ。VAIOと言えば比較的高価格帯の製品が多いが、それでも選ばれているのは、今のビジネスシーンでは、PCのスペックが生産性に直結すると考える企業が増えているからであろう。

 そして、VAIOが昨年から新たに投入したのが、従来モデルよりも価格を抑えた法人向けモデル「VAIO Pro BK」と「VAIO Pro BM」だ。しかも、ただ安さを売りにするのではなく、今とこれからの時代に欠かせない要素も完備した、今の時代に選ぶべきビジネスPCの基準となりそうなモデルと言えるだろう。そのポイントはどこにあるのか? 同製品の企画担当者であるVAIO株式会社 開発本部 プロダクトセンターの渡辺氏の話も交えながら紹介していこう。


Core i5にメモリ16GBでも約18万円で買える!!

14.0型ワイドの「VAIO Pro BK」(左)と16.0型ワイドの「VAIO Pro BM」(右)

 「VAIO Pro BK」と「VAIO Pro BM」は、同社ラインアップのなかでは比較的リーズナブルな価格帯の法人向けノートPC。前者のBKはモバイル用途にも対応する14.0型ワイド、後者のBMはデスクトップPCのリプレースにも最適な16.0型ワイドとなる。

 この2機種は、より高いパフォーマンスを追求した上位モデルの「VAIO Pro PK/PJ」に対して、業種・職種を問わず幅広いユーザーのニーズを満たす性能を持ちながら、上位モデルの要素をも一部取り込んだバランスの取れた設計となっているのが特徴だ。

モバイルにも使える14.0型ワイド「VAIO Pro BK」

VAIO Pro BKはメモリ16GBにしても税込みで20万円を切る
モバイルノートの位置づけながら14.0型ワイド(16:9)の画面を持つ
ビジネスシーンになじむダークメタルグレー
両側面に設けられた各種インターフェース。USB Type-AやType-Cに加え、HDMIや有線LAN、microSDカードスロットも持つ

デスクトップPCのリプレースに最適な16.0型ワイド「VAIO Pro BM」

VAIO Pro BMは15万9000円(税抜)から。メモリ16GBでも税込み20万円を切る
デスクトップPCの置き換えとしても使える16.0型ワイド(16:10)の大画面
キーボードにはテンキーもそなえる
各種インターフェース。USB Type-AやType-Cに加え、HDMIや有線LAN、microSDカードスロットも

 直販サイトであるVAIO Store Businessでの販売価格は、14.0型ワイドのVAIO Pro BKが16万6000円(税抜)から、16.0型ワイドのVAIO Pro BMは15万9000円(税抜)から。ただしこれらはメモリ8GBの最小構成モデルなので、「今とこれからの時代」を考慮するなら16GBはほしいところ。だけれど、実際にメモリ容量を16GBにカスタムしても、VAIO Pro BKが18万1000円(税抜)、VAIO Pro BMが17万4000円(税抜)と、両モデルとも10数万円の価格帯に収まる。「質は高いが値段も高い」と言われるVAIOノートだが、税込みでも20万円以下というのは、多くの社員を抱える企業にとっても導入しやすい価格設定ではないだろうか。


VAIO Pro BKでパフォーマンスを検証ビジネスでは十分なパフォーマンス

 ではここからはモバイルノートPCの位置づけとなるVAIO Pro BKをベースに紹介していきたい。基本スペックは、ディスプレイがフルHD(1920×1080ドット)解像度の14.0型ワイド。視認性の高さと持ち運びのしやすさを両立させる、ここ数年のモバイルノートにおける標準的なサイズだ。約1.34kgという質量も軽量とまでは言えないが、モビリティ性能を損なわない絶妙なラインだろう。

画面の視認性の高さと持ち運びのしやすさを両立する14.0型ワイド
ビジネスバッグにも容易に収まるサイズ感

 CPUは第13世代インテルCore i5-1334U(10コア12スレッド、最大4.6GHz)で、低電力モバイル向けのミドルクラスという位置付けではある。しかし、CPUは年々処理性能が進化してきていることもあり、Core i5でもビジネスにおけるほとんどのユースケースで十分なパフォーマンスを発揮する。下記に示したベンチマークテストの結果からもそれは明らかだ。

【VAIO Pro BK(試用機)のスペック】

OSWindows 11 Pro 64ビット
CPU第13世代インテル Core i5-1334Uプロセッサー
(10コア12スレッド、最大4.60GHz、Processor Base Power 15W)
GPUインテル Iris Xe Graphics eligible(CPU内蔵)
メモリ16GB(LPDDR4X)
ストレージ512GB(NVMe M.2 SSD)
ディスプレイ14.0型ワイド液晶(1920×1080ドット、60Hz)
インターフェースUSB Type-C 10Gbps(USB3.1)×1
USB Type-A 5Gbps(USB 3.0)×3
HDMI出力
ヘッドセット端子
microSDカードリーダー
通信機能有線LAN(1GbE)
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.1
カメラ有効92万画素
サウンドステレオスピーカー
キーボード日本語キーボード
バッテリーリチウムイオン
バッテリー駆動時間約8.0時間(JEITA測定法3.0 動画再生時)
充電時間約3時間
同梱品ACアダプター(最大65W)
サイズ約322.9×19.5~19.7×221.5mm
質量約1.34kg
実用性能を測定するベンチマークソフト「PCMark 10」の結果
Officeアプリのパフォーマンスを測る「PCMark 10 Applications」の結果
ゲームなど3Dグラフィックの描画性能を測る「3DMark」の結果

 インターフェース類は必要十分な数が揃っている。USBポートはType-C×1と、Type-A×3があり、特にType-Cは10Gbpsの高速データ転送とUSB PDによる本体充電、さらには外部モニター出力もできる多機能なもの。

 対応する外部モニターとの組み合わせでは、USB Type-Cケーブル1本で映像出力し、同時にモニターからノートPC本体への給電も行える一石二鳥で省スペースな環境を整えられる。HDMI出力端子もあるので、一般的なモニターやプロジェクターとの接続も容易だ。

USB Type-Cケーブル1本で映像出力とVAIO Pro BKへの給電が同時に可能
HDMIポートも備えるので、ドックなどを介さず3画面出力もできる

 USB Type-Cポートは1つのみなので、充電している最中はほかの周辺機器が使えないのでは、と思うかもしれない。が、付属ACアダプターによる充電専用端子も備え、充電しながら周辺機器も使えるから、そういった心配は無用だ。

 自宅やオフィスはACアダプターで、外出中に電池が不足したときはモバイルバッテリーで、といった使い分けもOKで、このあたりの使い勝手に関わる細かい配慮もVAIOらしい部分かもしれない。

充電専用の端子も持つので、充電しながらUSB Type-C接続のモバイルディスプレイなどを使うこともできる
付属ACアダプターは65W出力
USB Type-Cケーブルで65W出力以上のPD対応モバイルバッテリーから充電することももちろん可能
VAIO独自のチューニングで稼働時間を延ばす「バッテリー節約設定」を用意
充電レベルを制限してバッテリーの劣化を抑える「いたわり充電」という機能もある
有線LANを使えばWeb会議などでスムーズにコミュニケーションできる

 ネットワークはWi-Fi 6に対応するのに加え、有線LANポート(1GbE)も搭載する。この無線・有線両対応というのもノートPC選びではポイントの1つだ。

 Web会議におけるスムーズなコミュニケーションは安定した通信回線をいかに確保できるかが肝要。Wi-Fiはどこでも利用しやすい反面、電波状況によって通信品質が低下する恐れもあるけれど、有線LANなら安定した高速な通信を実現できる。カメラ映像やマイク音声を途切れさせたくない場面で、有線LANは絶対的に有利なのだ。


長く使えるようにするVAIO Pro BKの外装のこだわり

 VAIO Pro BKの特徴の1つは、手頃な価格で購入できるコストパフォーマンスの高さだが、渡辺氏いわく「上位モデルが持つ機能の中から、今とこれからの時代に法人のお客様が必要とするものを厳選」したうえで、「長く使えること」を目指した製品でもある。

 「コンパクトで携帯性に優れ、高い堅牢性を誇る」というハードウェア面の強みに、テレワーク・ハイブリッドワーク環境を踏まえた「オンライン業務で快適に扱える機能」というソフトウェア面の強み。それら上位モデルの特徴をも反映させる形で開発されたのがVAIO Pro BKなのだ。

 そうした「強み」として、ユーザーが実感しやすい部分をいくつか挙げていってみよう。

VAIO Pro BKの「強み」の1つは高耐久なボディ

 まずはハードウェア面の外装。VAIOのノートPCではこれまでも独自の品質試験で高い耐久性を担保していたが、上位モデルでは2021年以降、米国防総省の物資調達基準として知られるMIL-STD-810Hに準拠したテストも実施し、それにあわせて順次筐体設計を見直してさらに高い堅牢性を獲得した。VAIO Pro BKは、上位モデルの堅牢設計ノウハウを継承しており、MIL-STD-810Hに準拠した試験ではないものの、76cm 6方向の落下試験に合格している。

 外側だけでなく、ディスプレイを開いたときのキーボード面にも耐久性を高める工夫が施されている。パームレストまわりにはアルミ素材を用いており、素材としての耐久力の高さに加えて、「アルマイト染色」という方法で加工することによってきれいな見た目のまま使い続けられるようになっている。

キーボード面のパームレストまわりは「アルマイト染色」が施されている

 アルミ素材にアルマイト処理を施し、その皮膜内に染料を封じ込めるため、よほど深く削らない限り色落ちすることがない。通常の塗装だと摩擦や皮脂の影響を受けやすく、年月とともにはがれて素材の色が出てしまいやすいが、VAIO Pro BKでは新品のような見た目を長く維持してくれるのだ。

 さらにキーボードの塗装にも高耐久を実現するためのこだわりが詰まっている。キートップは表面塗装が施されているが、刻印される文字はプリントではなく、反対に塗装をレーザーで剥離させたもの。そのうえで摩耗に強いUV塗装で全体を保護しており、色あせたり刻印が薄くなったりすることを防いでいる。

キートップの刻印は塗料をレーザーで剥離したもの。それをUV塗装で保護している

 とはいえスタンダードモデルだけに、すべての部分を上位モデルと同じようなリッチな仕様にするのは難しい。そのため、耐久性に影響しない範囲でコスト低減も図っている。

 たとえば天板については高品質と低コストをバランスさせる「インモールド成形転写(IMR)」と呼ばれる手法を採用し、底面の外装(ボトムケース)はあえて塗装しないプラスチックとしている。また、プラスチック総質量の約10%に相当するボトムケースには再生材を使用するなど環境に配慮した作りになっており、これを重要なポイントとして捉える導入企業も少なくないだろう。

天板はIMRと呼ばれる手法で転写し、低コストながらも高品質を実現
ディスプレイを開くと自然と本体奥側が持ち上がり、タイプしやすくなる「チルトアップヒンジ」もVAIOの特徴
画面は180度開き、相手が見やすいように画面を回転させることもできる


VAIOのWebカメラ機能とその高画質へのこだわり

 こうしたハードウェアの耐久性や、すぐに陳腐化しない基本性能の高さを備えていることは、ノートPCを長く使えるようにする重要なファクターではある。が、その時その時のトレンドに沿った使い方が可能かどうかも、長く使い続けるときには大きく影響してくるところ。VAIO Pro BKではその点をハードウェアとソフトウェアの両面から支援している。

 たとえばテレワークや、在宅勤務とオフィス勤務を交互にこなすハイブリッドワークが当たり前になった今、とりわけ重視されているのがWeb会議に関わる機能・装備だろう。

Web会議で重要な役割を果たすVAIO Pro BKのカメラ

 以前は内蔵のカメラとマイクが“オマケ”的な扱いになっていたノートPCも多く、いざWeb会議で本格的に使い始めてみると画質や音質の貧弱さが浮き彫りになった、というケースは珍しくなかった。映像が暗くて相手の表情が見えなかったり、ノイズだらけで声が聞き取れなかったりして、コミュニケーションにストレスを感じることもあったのではないだろうか。

 ここで注意したいのは、そうした“貧弱さ”が気になるのは相手側であって、自分の方では気付きにくいということ。こちらの映像や音声が相手にどう届いているかを自分自身で確認するのは容易ではなく、気付けなくても仕方がないところもある。が、それによって相手からの印象が悪化することはあっても、良くなることはない。

 そうした状況に対して、VAIO Pro BKではカメラ・マイクまわりの各種装備や機能を今の時代のニーズに合わせて拡充しており、快適なオンラインコミュニケーションを可能にしている。

 内蔵カメラは有効92万画素と画素数こそ多くはないものの、Web会議に求められる精細度、画質としては十分以上。その理由の1つは、画質を向上させる「テンポラルノイズリダクション」という独自の手法を用いていることにある。これは、カメラ映像の前後のフレームを比較・分析し、ノイズを効果的に取り除く技術だ。

VAIOでは映像からノイズを効果的に取り除く「テンポラルノイズリダクション」という技術を導入している

 また、外からだと気付けないが、カメラレンズの取り付け角度が通常より下方向に5度だけ傾いており、これによって自分の姿がフレームに収まりやすくなるというさりげない工夫も施されている。自分の見やすいディスプレイ角度にすると、たいていはディスプレイ上側にあるカメラの角度がつき過ぎて顔の下側が見切れがち。でもVAIO Pro BKなら意識せずにそれを防いで表情を見やすくしてくれるわけだ。

画面を見やすい角度にしても顔が見きれない
内蔵Webカメラのレンズはディスプレイ面に対して5度だけ傾いており、自分の顔がフレームインしやすくなっている

 さらにプリインストールされている「VAIOの設定」アプリでは、AI技術によるカメラ映像の画像補正の設定が可能だ。「顔優先AE」や「逆光補正」といった明るさを自動調整する機能をオンにすることで、暗い部屋や逆光の環境でも自分の顔をはっきり見えるようにしてくれる。

 顔や身体を認識してそれ以外の背景をぼかす「背景ぼかし」や、肌をなめらかにしてくれる「美肌効果」といった特殊効果もあり、急にWeb会議が始まっても慌てなくて済む。しかも美肌効果は、当初「VAIOの設定」アプリには存在せず、ユーザーからの声を受けてアップデートで実装されたものなのだとか。

「VAIOの設定」アプリでカメラ映像の各種補正が可能

 メーカーのプリインストールアプリで新機能が後から追加される例は珍しく、その意味でもVAIOの「時代に合わせた機能を提供したい」「ユーザーにできるだけ長く使ってほしい」という意気込みが伝わってくる。

カメラが不要な会議ですぐにオフにできる「プライバシーシャッター」付き。オフ時はそれと分かるアイコンが代わりに表示され、オンオフ切り替えの勘違いにも気付きやすい


低ノイズ、高音質を実現するマイクのこだわり

 マイクについてもさまざまな工夫が凝らされている。最近は、周囲の余計な音を低減して自分の声をクリアに届けられるようにするノイズキャンセリング機能を実装するノートPCも増えてきた。が、VAIO Pro BKは独自にチューニングしたさらに効果的なAIノイズキャンセリング処理を実現している。

内蔵のアレイマイクと独自の工夫により効果的なノイズキャンセリングが可能になっている

 ノイズ低減したいときは「VAIOの設定」アプリにある「マイク入力のAIノイズキャンセリング設定」をオンにする。これによって自分の声以外のノイズを低減してくれるが、ここで「プライベートモード」を選択した場合、ノートPCの正面側の声のみを拾うようになる。周囲がざわついていても、それらのノイズをシャットアウトしてくれるのだ。

「VAIOの設定」アプリの「マイク入力のAIノイズキャンセリング設定」

 今回渡辺氏にオンラインでインタビューした際には、実際にこのノイズキャンセリングをオンオフしてもらいながら話していただいたが、オンのときは相手の声だけがくっきり聞こえていたにも関わらず、オフにしたとたん近くで掃除機をかけている音が盛大に入り込んできた。

 また、カメラの視界から外れると声がほとんど聞こえず、視界に入ると再びはっきり聞こえるようになるなど、「プライベートモード」の指向性の高さを実感した。こうした高精度なノイズキャンセリング機能を実現している秘密は、内蔵カメラ両脇にあるステレオマイクまわりの構造にあるのだとか。

 渡辺氏によると、2つのアレイマイクの間にゴム素材を配置し、左のマイクが拾う音と右のマイクが拾う音をきっちり分けて処理できるようにしているという。決して大がかりな仕組みではないものの、もともと高度な音響技術も保有していたソニーから出発したVAIOだけに、ノートPCにおけるサウンドまわりの技術にもこだわりが詰め込まれているのだ。

2つのマイク間にゴム素材を配置することで高精度な指向性を実現している

 これらカメラ画質の高さやマイク音質の良さなどは、「上位モデルを使用しているユーザーからも実際に高い評価を得ている部分」とのことで、それと全く同じ機能をスタンダードモデルのVAIO Pro BKでもフル活用できるのはありがたい限りだ。


一貫した国内仕上げとサポートで大きな安心感も

 さらにもう1つ、VAIOの強みと言えるのは、上位モデルも今回のVAIO Pro BKのようなスタンダードモデルも、すべて日本国内の拠点で専任技術者が1台1台丁寧に完成品を検査し、一定以上のクオリティに仕上がっているものだけを出荷する「安曇野FINISH」という工程を経て販売されていること。

 サポート対応ももちろん日本国内で行っており、特に法人向けモデルについては「何か問題や要望などがあったときに、すぐに国内の開発・設計部門に連絡して対処できるよう、お客様の声が届きやすい体制を構築」しているのも企業にとっては安心できる要素だろう。

VAIO製品はすべて国内で1台1台検査してから出荷され、サポートも国内の拠点で行われる

 多くの従業員が使うことになるビジネス用途のPCでは、トラブルはどうしてもつきもの。しかしVAIOではユーザーの責による破損・故障などがあっても無償修理する「あんしんサポート」などの保守・保証プログラムも用意しており、余計なコストアップやビジネスの停滞を防ぐことができる。

 「近年はオフィス自体に投資して仕事しやすくすることよりも、新しいPCを導入して従業員が快適にアウトプットできるようにする、というところにフォーカスする企業が増えてきている」とも話す渡辺氏。

 毎日のオフィス勤務が必須ではなくなり、人材不足も叫ばれるなか、企業にとっては従業員に直接的に関係する部分にいかに投資するかがますます重要になってくる。そんななか企業が今選ぶべきノートPCとして、VAIO Pro BKの存在感はひときわ強く感じられるはずだ。