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JC3、フィッシングサイトの削除依頼・閉鎖数を競う「第3回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」開催

 一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は、期間内におけるフィッシングサイトのAbuse報告(削除依頼)およびテイクダウン(閉鎖)の数を競う「第3回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」を開催する。開催期間は、第1期が2025年12月9日12時~15日18時、第2期が2026年1月13日12時~19日18時。

 JC3は、都道府県警察と連携して活動するサイバー防犯ボランティア、会員企業などに対して、フィッシングサイトなどのAbuse報告を容易にするための独自ツール「Predator」を提供している。

 同大会は、「Predator」を使用して短期間で大量のフィッシングサイトを無効化することで、フィッシングサイトの脅威に対抗することを目的にしたもの。各都道府県警察のサイバー防犯ボランティアなどが、フィッシングサイトのテイクダウンに向けて、期間内におけるフィッシングサイトのAbuse報告数・テイクダウン数を競う。

 第1回大会は2024年2月、第2回大会は2024年7月に開催されており、第2回大会においては、1万2072件のAbuse報告が実施され、2201件がテイクダウンに至ったという。

 JC3は、都道府県警察のサイバー防犯ボランティアに関心がある人は、近隣の都道府県警察本部に問い合わせるよう呼びかけている。