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新刊.netが「アソシエイト規約違反」でサービス停止、事業譲渡を含めた存続の道を模索中

 タイトルや作者名を登録しておけば、書籍やCD、DVD、ゲーム、さらにはフィギュアに至るまで、あらゆる新製品の発売日を自動で知らせてくれる「新刊.net」が、サービス存続の危機にさらされている。22日付の告知によると、2月初めにAmazon.co.jpのアソシエイトプログラムを利用規約違反を理由に契約解除されたことで、商品検索に使っていたAPIが利用できなくなったのだとか。原因は例によって不明で、再申請を試みているものの状況は芳しくなく、再開のめどは依然として立っていないようだ。代表の山名氏いわく、Amazon以外の商品検索APIの検証を行う一方で、「もし新刊.netのサービスの継続に興味がある事業者の方がいらっしゃいませんでしょうか」と、事業譲渡を含めたサービス継続の道を模索している模様。告知のエントリには、代替APIの提案も多数寄せられているが、エントリーを見る限りでは再開よりも事業譲渡に重きを置いているようで、これまでと同じ形でのサービス提供はかなり不透明な雲行き。愛用者も多いサービスだけに、一日も早い復活を期待したいところだ。