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Kickstarterで好評の新世代の蚊取りデバイス、スマホ充電機能を搭載した理由が面白い

 香港発、新発想の蚊取りデバイスがKickstarterに登場し、順調な滑り出しを見せている。

 The Mosquito Box、通称「MBOX」と呼ばれるこの製品は、小型のポットに似た形状をしており、蚊が好む黒いボディ、上部側面から発せられるCCFLライト、スリットから排出する二酸化炭素といったさまざまなトラップで蚊をおびき寄せ、ファンで吸引して捕らえるという仕組み。ユニークなのは本体上部がスマホの充電台になっていることで、これは蚊をおびき寄せるために適度な熱が必要なことからヒーターの内蔵を検討したものの、単体で熱を発する仕組みを搭載するよりもスマホ充電時の熱を利用したほうが合理的であるとの理由で、USB充電機能を搭載するに至ったという経緯なのだそうだ。ちなみにKickstarterの分類上は量産前のプロトタイプという扱いになっているが、今回のモデルはすでに出荷実績のある第1世代のモデルに前述のUSB充電機能を追加した第2世代モデルということで、資金面さえ問題なくクリアできれば、製品出荷までのハードルは極めて低そうだ。