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ボタン電池の廃棄時はテープを貼って絶縁を……ある火災事故をきっかけに注目集まる

 ある火災事故をきっかけに、ボタン電池の正しい廃棄方法についての注意喚起が、ここ約1週間ほどの間、Twitterなどを中心に多数出回っている。

 きっかけとなったのは、先月末に発生した、ホームセンターコーナン千里山田店1号館での火災事故。鉄筋2階建ての店舗延べ約3000平方メートルがほぼ全焼したこの事件、その後の現場検証などによって、保管していたボタン電池が出火元である可能性が高いと判明。ボタン電池は廃棄時に両面をテープで絶縁するのが正しい手順だが、それを怠っていたのが原因と見られ、これをきっかけに正しい廃棄方法についての注意喚起が出回っているというわけ。これら手順を知らなかった人は多いようで、詳しい手順をまとめた一般社団法人電池工業会のサイトも多数ツイートされている。今回の原因となったのは防犯タグに使われていたボタン電池のようだが、Pokémon GOのアクセサリ「Pokémon GO Plus」のように、電池の消費が激しい機器を使っていると同様の事故の可能性は高まるだけに、ボタン電池に触れる機会の多い人は、ぜひこの機会にチェックしておくことをおすすめする。