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日本の企業文化が活発な象徴? 泥酔し路上で眠るサラリーマンの写真集が話題に

 泥酔して路上で眠りこける日本人サラリーマンの姿をまとめた写真集がネットで紹介され、各方面で話題になっている。撮影者によるとこれらの写真、「日本の企業文化が活発であることの象徴」なのだそうだ。

 これはポーランド人の写真家、Pawel Jaszczuk氏が出版した写真集「HIGH FASHION」に掲載されているもの。同氏はほかの国ではまず見られない、泥酔して路上で無防備に眠りこけている日本人サラリーマンを、日本の企業文化が活発であることの象徴と捉え、彼らの姿を3年にわたって都内で撮影。自費出版で好評を博した写真の中から、モデルばりのポーズをとっているサラリーマンを厳選し、装いも新たに「HIGH FASHION」というタイトルへと改題し、出版に至ったとのこと。今回、Business Insider
誌に掲載された記事は、この写真を紹介しつつ、日本の過労死問題にも触れたシビアな内容だが、本文が英語ということもあってネットではそれらにほとんど触れられず、写真の面白さだけが独り歩きして話題となっているようだ。ちなみに同様の写真はかつて英The Daily Telegraph誌でも紹介されたことがあるが、それらがTwitterなどからの転載だったのに対し、今回の写真は完全なオリジナルとみられる。