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児童養護施設がクリスマスに向けAmazon「ほしい物リスト」で寄付を募集、ネットで称賛

 千葉市の児童養護施設が行っていた「サンタクロース大作戦」が無事終了。ネットではその取り組みが先進的だとして称賛の声が集まっている。

 これはAmazonの「ほしい物リスト」を用い、同市内の児童養護施設や乳児院、母子生活支援施設がそれぞれクリスマスに向けてほしい品をネットで公開し、寄付を募るというもの。社会福祉基金を使った寄贈ではフォローしきれない運動用品や娯楽用品をカバーするのが狙いで、5施設14商品がアップされたが、趣旨に賛同した人によってすぐに支援があり、16日までに全ての商品のプレゼントが完了した。これまで震災などの災害時に「ほしい物リスト」を活用するアイデアはあったが、いかんせん災害時は配達網が寸断されていたり、また、急を要する場合も多く、うまくいかないケースもあったが、今回はスケジュールにも余裕があったほか、品数・価格も手頃だったことで、無事成功につながったようだ。ネットではその先進的な取り組みに対して称賛の声が上がっており、今後、追従する自治体が出てくる可能性もありそうだ。