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「iPadを探す」で居場所を追跡されたiPad盗難の犯人、数時間のカーチェイスの末、激突死

 iPadを盗んだ2人組が「iPadを探す」で追跡され、数時間におよぶカーチェイスの末、激突死するという事件がオーストラリアであった。

 これはメルボルンで先月、民家に侵入してiPadなどを盗んだ2人組が、「iPadを探す」アプリで位置情報が筒抜けになったまま市内を車で逃走、ほかの車に乗り換えるなどして警察車両に追跡された結果、赤信号のまま侵入した交差点で時速100kmで走行してきたトレーラーに激突して死亡したというもの。「iPadを探す」および「iPhoneを探す」アプリで行方不明になったデバイスが見つかったというニュースは定期的に報じられるが、犯人の死亡で幕を下ろしたケースは珍しい。警察から情報提供を受けた地元紙は詳細な見取り図や、逃走中のビデオ、衝突事故が発生した交差点の写真も含めて紙面に掲載しており、死亡した容疑者の身元について情報を求めるとともに、同種の犯罪を抑止しようとする啓蒙の目的もあるようだ。