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マストドンの国内サーバー「mstdn.jp」、米企業への譲渡が決定、6月30日での閉鎖は回避へ

  • tks24

2020年6月12日 06:00

　6月30日でのサーバー閉鎖が予告されていた分散型SNS「Mastodon（マストドン）」の国内サーバー「mstdn.jp」の譲渡先が決定した。

　「mstdn.jp」を運営する合同会社分散型ソーシャルネットワーク機構は、インターネット上の中傷に対する法制が強化された場合に対応できないとして、6月30日で「mstdn.jp」および「mastodon.cloud」の運営を終了するとアナウンスしていた。今回新たな運営元に名乗りを上げたのは、Twitterのクライアントアプリ「Twidere」の保守を行っていることでも知られる米Sujitech社で、複数の譲受希望の中から決定されたとのこと。「mstdn.jp」は国内最大のMastodonサーバであるため直接の受け皿となりうるサーバーがなく、移行がスムーズに進まないことも危惧されていたが、運営元の交代により、ひとまずは一件落着ということになりそうだ。