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そのマスク、JISマーク付いてますか? 厚生労働省がマスクのJIS規格2種の制定を発表

 厚生労働省が、マスクの日本産業規格(JIS)2種を制定したことを発表した。

 日本国内ではこれまでマスクの公的な規格が整備されておらず、今回の新型コロナウイルス禍におけるマスク不足では、マスクの性能の分かりにくさが混乱を招いていた。今回、JIS規格が制定されたことで、マスクの性能試験が標準化され、消費者にとっても品質を見分けやすくなることが期待される。制定されたのは、感染症患者に対応する医療従事者用のマスクを対象とした「JIS T9002」と、医療用および一般用のマスクを対象とした「JIS T9001」の2種類で、一般消費者に関係するのは後者の「JIS T9001」ということになる。認証の申請受付は6月22日からということで、実際に市場に並ぶ製品のパッケージなどに反映されるのはもう少し先になるとみられるが、いずれはマスクを店頭で購入するにあたり、この「JIS T9001」のマークがあることが、1つの目安になるはずだ。