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気象庁、専用広告配信システムの導入によりホームページへのウェブ広告掲載を再開

 気象庁が、不適切な広告掲載が原因で中断していたホームページへのウェブ広告掲載を再開した。

 気象庁が予算を補う目的でホームページへの広告掲載をスタートしたのは2020年9月。しかし偽ブランド品の販売サイトなど不適切な広告が多数表示されることに批判が殺到し、翌日には掲載を停止。その後ロジックを改良して2021年1月には再開したものの、2月下旬のホームページリニューアルを機に再度中断、今日まで掲載が延期となっていた。新しい広告は従来のコンテンツ連動型広告ではなく、個別に掲載基準をクリアした企業のみを選定し、同庁専用のシステムへと登録する仕組みになっていることから、従来のような問題は起こりにくいと考えられる。再開にあたり同庁では、誤クリックを防ぐための視認性の改善を行うほか、記者会見や特別警報の発表などで国民に避難などを呼び掛けている間は広告掲載を停止するなど、新たな運用方針を打ち出している。