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著作権に関連する契約書をオンラインで作成できる文化庁のシステム、有用と話題に
2022年4月14日 06:00
文化庁が公開した、著作権に関連する契約書のひな型をオンラインで作成できる無料のシステムが有用だと話題になっている。
これは、画面の案内に従って項目を入力・選択していくことで、著作権などに関する一般的な契約書式のひな型をdocx形式でダウンロードできるシステム。対象としているのは「著作物の創作や演技・演奏等の実演を職業としない者」と「その利用を職業としない者」の契約ということで、専門業務における契約では利用できないこと、また、あくまでひな型であってそのまま使えるわけでない点に留意する必要があるが、契約書の種類も講演や座談会、演奏会はもちろんのこと、原稿執筆やイラスト作成、写真やビデオの撮影など多岐にわたっているほか、各項目に用意された注意書きも具体的で分かりやすいとあって、叩き台として使うには非常に有用と評判だ。これまで個人間の発注で契約書を交わしたことがなく、口頭でやり取りしていたという人は、次回からこれを使うことを前提に、どのようなシステムなのか事前に試しておくとよいだろう。
- 著作権契約書作成支援システム(文化庁)
https://pf.bunka.go.jp/chosaku/chosakuken/c-template/index.php - 「全クリエイターに広まってほしい」文化庁が質問に答えるだけで『著作権契約書』が作れる超便利なツールを作っている(Togetter)
https://togetter.com/li/1872299