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Slackの古いメッセージをGoogleスプレッドシートへと書き出せる個人開発ツールが登場

 SlackのメッセージをGoogleスプレッドシートへと書き出す個人開発ツールが登場した。

 Slackはフリープランの内容改定によって、これまでのメッセージ1万件/ストレージ5GBという保存上限が撤廃される一方で、メッセージの保存期間が90日間となる。これを経過したメッセージが非表示になる仕様へと改められることから、新仕様が適用される9月1日の時点で、5月末以前の投稿は全て非表示化されることになり、多くのやり取りをストックしていた人にとっては死活問題となる。Slackが用意している公式のエクスポートツールはJSONファイルで書き出されるため閲覧には不向きだが、今回、@Tyamamoto1007氏が個人開発したこちらのツールではそうした問題もなく、また、メッセージだけでなくスレッド返信も取得可能。さらに「定期取得対象」をオンにすると、新しい投稿も週単位で取得できる。Slack APIのトークンを入力して実行するという簡単操作も特徴だ。個人開発ではあるものの多くのユーザーにフィットしそうなこのツール、1回あたりのメッセージの取得可能数などいくつか制限もあるため、リンク先で詳細を確認してほしい。