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Slack、プロプランの料金を9月1日より値上げ。「Digital HQ」としての価値向上を理由に

 Slackは、9月1日より「Slack」の「プロ」プランの料金を値上げすると発表。あわせて、無料の「フリー」プランでのサービス内容の変更および強化も発表した。

 プロプランの1ユーザーあたりの月額料金(月払いの場合)は960円から1050円に値上げ。年間契約(年払い)では、1カ月あたりの料金は850円から925円に値上げとなるが、9月1日より前に年間契約を更新することで、値上げ前の料金で1年間利用可能だという。

 プロプランより上位の「ビジネスプラス」プランおよび「Enterprise」プランでは、料金変更はない。

 2014年のサービス開始以来、初の値上げで、サービスの価値の向上と今後のイノベーションへの投資を続けられるようにすることを、値上げ行う理由として挙げている。Slackはただのメッセージングアプリに留まらない「Digital HQ(会社を動かすデジタル中枢)」であり、多くのチーム、ツール、パートナーがつながる場所になっているとしている。

Slackの歴史

 フリープランのサービス内容変更および強化も、9月1日に実施。メッセージの保存制限が件数「1万件」から、「90日間」の期間による制限に変更される。また、ストレージの容量が5GBから無制限になる。このほか、ダイレクトメールで音声や動画を送信できる「クリップ」機能など新機能が利用可能になるという。