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スマホのフリック入力、男性よりも女性に浸透。若年層や学生では過半数に迫る勢いに

 スマホの日本語入力で用いられるフリック入力は、男性よりも女性のほうが利用率が高いことが明らかになった。

 これはNTTドコモモバイル社会研究所が15~79歳のスマホ利用者5652人を対象に行った調査によるもの。15~24歳、25~39歳、40~59歳、60~79歳のグループのうち、60~79歳を除く全ての世代で、女性のほうがフリック入力の利用率が高いという結果になった。もっとも、25歳以上がほぼ誤差に過ぎないのに対し、15~24歳は男性が33%なのに対して女性は47%と過半数に迫る勢いで、職業別の調査でも、学生のフリック入力の利用率はダントツの43%と、2位の会社員・団体職員(23%)を圧倒する結果となっている。また興味深いのは、フリック入力を使っている人はSNSや動画視聴、ネットショッピングといったサービスの利用率が平均よりも高いことで、フリック入力により効率的な日本語入力が可能になったことが、これらの利用頻度に直結しているとみなしてよさそうだ。