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日本も将来こうなる? Wi-Fiジャマーで防犯カメラを無効化する窃盗団、米で警戒を呼び掛け

 Wi-Fiジャマーを使ってセキュリティカメラを無効化する窃盗団の手口を、海外メディア「PCWorld」が報じている。

 これは、Wi-Fiの通信を妨害する“Wi-Fiジャマー”と呼ばれるデバイスを用いて、住宅に設置されたWi-Fi接続のセキュリティカメラや盗難警報機を無効化し、その間に侵入するという手口。記事の元ネタとなったのはロサンゼルス市警察が今年3月にX(旧Twitter)に投稿したポストで、この手口に対しては、不審な車両やレンタカーに注意すること、留守にすることを第三者に伝えないことといった一般的な防犯対策を呼び掛けている。あわせて、警報システムの有線接続について業者に相談することも挙げているが、これについてPCWorldの記事では、Wi-Fiジャマーを使うほど賢い窃盗団であれば住宅全体の電源を切って有線カメラシステムも無効化するなどと指摘し、効果を疑問視している。

 日本に比べて敷地内にセキュリティカメラを設置するケースが多い米国ならではの事象だが、日本でも「Google Nest」やAmazonの「Ring」をはじめとしたスマートホームシステムのセキュリティカメラは普及しつつあり、こうした手口に警戒しておくに越したことはなさそう。ちなみに同市警が紹介している対策の中には、貴重品にAirTagを取り付けておく方法も示されている。