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外観はダサいが実力は折り紙付き!? ソーラーパネル搭載でスマホを充電可能な“麦わら帽子”

 ソーラーパネルを搭載した、麦わら帽子のような形のハットが登場した。

 これはEcoFlowの「Power Hat」。つばの部分に単結晶シリコン太陽電池モジュールによる薄型ソーラーパネルを搭載しており、つばの下側にあるUSB Type-C/Type-Aポートを介して約12Wでスマホなどの充電が行えるシロモノ。よくあるソーラーパネルのイメージとは違った、黒い繊維で編まれた帽子で、太陽光を集めるためか、つばが広いことが特徴。形としてはメトロハットやクルーハット、より分かりやすく言えば、麦わら帽子に近い。「これまでに知っているヘッドギアの中で最もダサい」とThe Verge誌は外観こそ酷評しているが、バッテリー容量4000mAhのスマートフォンを3~4時間で満充電できるとのことで、ソーラー発電機としての実力はホンモノ。日除けとしての性能も十分だろう。2つのサイズが用意されており、大きいほうのモデルで直径最大61cmと、麦わら帽子としては大きめ。なお、重量は370gと、そこそこ重めのようだ。

 EcoFlowが日本国内で行った製品発表会でもお披露目があったとのことで、日本市場での展開も期待できる。ちなみにEcoFlowのサイトではすでに予約を受け付けており、実売価格は79ドル。9月末から発送を開始するとしている。