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最高のゲーム機は10歳前後に遊んだゲーム機。レトロゲームに再び手を出すのは30~40代が最多との調査結果

 ユーザーにとっての最高のレトロゲーム機は10歳前後のころに遊んだゲーム機であり、30~40代になるとそれらゲーム機で提供されていたレトロゲームへと戻って来る傾向がある――そんな調査結果が海外で話題だ。

 これはオックスフォード大学の研究者が行なった調査によるもの。Nintendo Switchのクラシックコンソールで記録された1万2000時間のセッション履歴を分析したところ、ユーザーが10歳前後のころに最も人気のあったコンソールに多くの時間を費やしていることが判明したという。なかでも人気が高かったのはニンテンドー64とスーパーファミコンで、この2製品でレトロゲーム全体のプレイ時間の半分以上を占めていたほか、ゲームボーイアドバンスのような携帯型ゲーム機のゲームは、ドックモードではなく携帯モードでプレイするなど、子供のころのプレイスタイルを踏襲する傾向があることが分かったとしている。また、レトロゲームのプレイは年齢が上がるにつれて増加し、40歳前後でピークに達するとのことだが、一方で調査対象者の29%は、自分が生まれる前に製造中止になったコンソールをプレイするなど、単純に自分の昔を振り返るだけではない行動様式もあわせて明らかになっている。