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Windows 10サポート切れを前に、Windows 7のシェアがなぜか2倍超へと大幅増加し、界隈困惑

 Windows 10サポート切れを前に、Windows 7のシェアがなぜか2倍超へと大幅な伸長を見せ、界隈が困惑している。

 Windows 10のサポート切れが迫り、Windows 10のシェアは減少する一方で、Windows 11のシェアは着実に増加している。ここ2カ月ほどはやや停滞が見られるとはいえ、四半期単位では増加傾向は明らかだ。しかし、そんな中でWindowsのとあるバージョンがシェアを伸ばして注目を集めている。そのOSとは、今や懐かしい「Windows 7」。直近1年でシェアはすでに2%台まで低下しており、2025年7月の時点では2.02%と、いよいよ1%台に突入しようとしていたのだが、8月からはなぜかシェアが上昇。同月には3.59%、さらに9月の最新データでは5.47%と、2カ月で2.71倍という伸びを記録し、その理由を巡って界隈が困惑している。元になっている「Statcounter」のデータはウェブサイトのトラッキングコードを通じて収集されたもので、OSの市場全体を正確に反映しているとは限らないが、基準自体は長らく変更されておらず、専門家も首をひねっている状況だ。ちなみに、Windows 7のサポート期間は2020年1月に終了しているが、その時点でシェアは24.9%まで減らしていた。これに対して、Windows 10はいまだ40%台のシェアがある。このまますんなりとサポートを終了するのかは注目が集まるところだ。