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Meta、デスクトップ向けの「Messenger」アプリをまもなく廃止。既存ユーザーへの影響は?

 Metaが、Windows 11とmacOS向けの「Messenger」アプリを廃止することを発表した。

 Messengerは、一般には「Facebook Messenger」として知られているSMSアプリで、iOSやAndroidなども含めさまざまなプラットフォームに対応している。今回廃止が発表されたのはWindows 11とmacOS向けにリリースされていたデスクトップ向けアプリで、12月14日をもって動作を停止するとされており、アプリ自体もすでにアプリストアからダウンロードできなくなっている。ただし、Messengerのサービス自体がなくなるわけではなく、WindowsおよびmacOSでは今後、ウェブブラウザーから「messenger.com」を利用するか、Facebookアプリ経由でアクセスするよう推奨されている。

 Metaは、傘下のメッセンジャーアプリ「WhatsApp」についてもWindows向けアプリを廃止する動きを見せており、「Windows Latest」では今回の同社の動きについて「Metaは主にモバイルファーストのプラットフォームであり、Messengerのデスクトップ版を維持することはあまり意味がなかったかもしれない」と見解を述べている。